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29話 ページ39

side shima



『このお肉美味しいですね!』
真「クスッ良かったです」

Aと侍女の会話を聞きながら放課後由珠が言っていた事を思い出す

飯前に聞いた話からすると放課後由珠の言っていた父親からの暴力が原因でヤクザが嫌いって訳じゃないというのも納得がいく

そういや、由珠はAから直接聞けって言ってたっけか
その前に知ってもうたわ

でも、一応確認で直接聞くか…

し「なぁ、A」
『なんですか?先輩』
し「後で聞きたいことあんで俺の部屋来てくれん?」
『えっ!?』
う「行かなくて良いぞ」さ「行ったら何されるかわからんで!!」せ「行ったらあかんよ!!」
し「そんな否定せんでも良くないか?」

なんか全力で否定されたんやけど
まぁ、Aと2人っきりで俺の部屋とか襲う自信しかないけど

し「お前らも来ればええやん」
さ「それなら…」
『でも、聞きたい事ってなんですか?』
し「ん?ちょっとな」

この場で聞くのは流石に無理や

せ「志麻くん、まさか…」

センラは気付いたようで一瞬驚いた顔になる
しかしすぐに俺を睨んできた

せ「阿呆とちゃいます?なんでそんなん聞く必要があるんですか」

低く威圧感のある声で俺に言ってきた

し「ある、確認の為にもな」

その言葉で、うらさんも分かったらしく

う「辞めろ」

と、言い睨んでくる
俺も2人を睨み張り詰めた空気になる

さ「え?ちょっ、3人ともどうしたん?」

坂田が明らかに動揺しだした
更に空気が悪くなるかと思ったがそれは一瞬で収まった

パンッ
『3人とも今は食事の時間ですよ?それに質問になら幾らでも答えますよ?』

Aは手を叩きそう言った

し「ふーん、どんな質問でも?」
せ「あかんで?Aちゃん自分を苦しめる質問やったらどうするん?」

センラはさっきまでの威圧感が嘘のような優しい口調でそう聞いた

『私の為かも知れないけどそれで雰囲気悪くなるのは違うでしょ?』

何時も俺達と話すようなクールな口調じゃなく困った様な笑みを浮かべ答えた

せ「…そうやね食事中にごめんな?坂田ももう大丈夫やでな?」
『そうそう、折角の料理が冷めちゃいますよ』
う「はぁ、しょうがないか」

2人の雰囲気も和らいだ

し「A、ありがとな」ナデナデ
『なんですか急に?』

もう、何時もの口調に戻っていて
呆れたように聞いてくる
そんな彼女がより一層愛おしくなり
彼女に溺れていく事を実感する




To Be Continued

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アザミウマ(プロフ) - しーなさん» そうですよねwうらたさん意地悪だww (2018年8月4日 13時) (レス) id: c1102b979a (このIDを非表示/違反報告)
しーな(プロフ) - うらたん絶対まーしぃ泣かせようとしてましたよねw (2018年8月4日 11時) (レス) id: 7e67db53d6 (このIDを非表示/違反報告)
アザミウマ(プロフ) - しーなさん» それなです!Mermaidのラスサビで泣いたとき私もやばかったですもん!あと、うらたさんが4人でって言ったあと志麻さんが浦島坂田船です!って言うのもやばかった…! (2018年8月4日 1時) (レス) id: c1102b979a (このIDを非表示/違反報告)
しーな(プロフ) - 31日私も武道館行きました!! まーしぃが泣いたのやばかった…! (2018年8月4日 0時) (レス) id: 7e67db53d6 (このIDを非表示/違反報告)
あい@ 歌い手アニメ声優大好き野郎←(プロフ) - アザミウマさん» ありがとうです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: b74279c348 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アザミウマ | 作成日時:2018年7月6日 1時

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