求愛行動【浦島坂田船】 (ページ37)

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彼らの話し合いその2（番外）ページ37

side urata

Aが部屋に行ったのを確認して遥斗に調べさせた事を話させた

遥「俺が調べた結果、お嬢…南雲Aは南雲俊明と前妻の子という事が分かりました。南雲涼太とは腹違いの弟だそうです」

なるほど…Aが邪魔で追い出したか？

う「義母がAを追い出したって事か？」
遥「いえ、A様がご自身で逃げ出したようです」

予想と違った…

し「義母とは仲が悪かったんか？」
遥「悪かったと思います」

思います？確かじゃないのか

せ「思うって事は根拠もあるん？」
遥「はい、前妻の、紗綾様との離婚の原因となったようなので」
さ「離婚の原因？」

まぁ、予想はつく

遥「南雲俊明が不倫し不倫相手であった寿乃田麻里と結婚、前妻を捨てた形で離婚したので」
し「最低やな…」

聞いてるだけで南雲俊明に怒りが湧いて来る

遥「紗綾様は親権を獲得しようと奮闘したものの叶わずA様と離れ離れになる事に」
う「なるほどな、それで母と離れ離れにさせた義母と仲良くなる訳が無いって事か」

確に筋は通ってる

遥「あくまで俺の見解ですが…」
せ「大方間違っては無いと思うで」
し「それで居りずらくなって家でか？」
遥「それも違います」

いちいち、予想して外しているのが焦れったくなって話を催促する

う「面倒だな、まとめて詳しく話せ」
遥「分かりました」

話を聞くと更に南雲俊明に殺意が湧いた

作(せってーで書いたのと同じ内容だよ)

遥斗からの話をまとめると
離婚後暫くは周りからの態度は前と変わらなかった
しかし、涼太が生まれ南雲麻里含め周りの態度が悪い方へと向いた
そして、南雲俊明の態度も変わり周りに味方となれる者が居なくなり母、紗綾の元に逃げた

その後、高１までは、母と共に貧しくも平和に暮らしていたらしい
しかし、母は去年冬頃過労で亡くなり
今は一人暮らしをしていた

とそういう事らしい

せ「つまり、Aちゃんの逃げるその前に要らない存在として扱われていた」
う「だから、逃げた後どうなろうと知ったこっちゃないと」
し「そんで、生活費も出さなかったと」
さ「あのおっさん何処まで最低なんやねん！」

さかたに同意だ
許せねぇ

だから、Aは父が嫌いでヤクザも嫌いなのか…

To Be Continued
(｡-ω-｡)------ｷﾘﾄﾘ線------(｡-ω-｡)
追加せってー
金谷義紗綾＊kanayagi saaya
Aの母

南雲(寿乃田)麻里＊nagumo mali
Aの義母