□階段□ ページ2
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人が多すぎるバスに乗るのが嫌いな私
プラチナは優先されるが、乗るのが面倒くさい
乗るという動作が面倒と言い出すともう全部が面倒くさい
だらだらとヘッドフォンから聞こえる音楽に身を任せて歩く
気がつけば目の前には大きな門が。それを通り抜けると学園が見えてきた
ジャケットのポケットに手を突っ込んで歩く
暫くするとバスがやって来た。風が抜けるような音と共にドアがあき、誰かが前のめりに倒れた。それを無視してプラチナ8がまるで城の階段を降りるようにゆっくりと降りてくる
バスから降りてきてすぐに私に気づいたらしい。
一斉に駆け寄ってきた。
タクトが何かいっているようだが、ヘッドフォンをしている為聞こえない。
口の動きからみてとると…
相変わらず不機嫌なのかな?
朝の1発目から何なんだよ全く笑
ヘッドフォンを首にかけ、タクトの腕を軽く叩いた
あ「不機嫌じゃないしあほ」
美森「おっはよ〜」
いかにも音符がつきそうな勢いだ
タクト「むすってしてたら彼氏さん怒るよ?」
あ「余計なお世話だ」
すると突然後ろから痛みが走った
反射的に振り替えると右手をあげている夏樹
夏樹「何が余計な世話だ」
軽く私の頭を叩きながらふっと笑う
あ「おはよ夏樹」
夏樹「おはよう」
無表情での挨拶、異様な光景だが、いつものことである。
ふと見ると、私の髪の毛を飴で指して、大声を出す玲奈がいた
玲奈「Aの髪の毛紺色になってる?!」
すかさず何々と私の髪の毛を見る美森とエミリー
南「あら、夏樹とお揃い?」
腕を前で組んで微笑む
あ「あー…強制」
夏樹「お前それは酷い」
あ「うっせ」
夏樹がお揃いにしよう、と急に言い出して昨日美容室に連行されたのだ。襟足だけ、黒ベースの紺に染めてもらった
波留「似合ってるじゃん」
陸「また一段と男前…ふっ」
褒めてくれる波留と対照的に会話の途中で吹き出す陸
あ「おいそこ、怒るぞ笑」
そう言うと、まぁまぁとタクトに宥められた
バスの前で話続ける私達の目にとまったのは、バスから倒れ落ちた女子生徒の姿。
玲奈「あ、ツバメ」
春菜ツバメ、私と同じく特別採用枠で編入した生徒だ
あ「転けるくらいなら乗らなきゃいいのに」
地面に散らばる荷物をかき集める彼女。同じく特サの油森哲夫が手伝うのが見える
ダサっ、と笑う南達。私はただそれを見ていた
美森「Aはどうせ、」
あ「興味ないから」
美森「やっぱりね〜」
夏樹「可愛いじゃん」
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SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» はいっ!応援ありがとうございます♪ (2015年3月17日 23時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - SNOOPY@菅田くん本気愛。さん» 頑張って下さい! (2015年3月17日 19時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります★続き楽しみにしててください笑 (2015年3月15日 21時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 更新頑張って下さい(p^-^)p続き気になります! (2015年3月15日 20時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます♪ 私も大好きです夏樹くん!嬉しいです、頑張ります! (2015年2月21日 20時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
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