六十四訓 デート尾行篇 ページ16
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「A様いらっしゃいませでございまする、」
『栗子ちゃん具合大丈夫?』
「はい、身体は少しダルいですけど、
ほとんど治りましたでございまする。」
今日は松平さんの娘・松平栗子ちゃんの
具合を診に松平家まで来た
栗子ちゃんとは姫様程では無いが
お喋りしたり遊んだりする程には仲が良い
因みに最近の彼女の悩みはお父さんが煩いことらしい
まじざまぁみろ←
そんな栗子ちゃんが昨日から風邪を引いている
『熱は…………大丈夫そうやね。
明日には治っとるやろうけん、
今日までは薬飲んで安静にしとってね。』
「ありがとうでございまする
あの、この後お時間あるでございまするか?」
『え?まぁ、あるけど…』
「だったら、少しお話しませんでございまするか?」
うちの袴の裾を小さく掴みながら言う栗子ちゃん
こがん可愛く言われたらOKするしかないやろ
『うん、いいよ。なん話す?』
「ありがとうでございまする!
実は私、か、彼氏が、出来たでございまする、!
その、もっと可愛くなるために、
何をすれば良いのか……
A様に相談をしたいでございまする……、!!」
何とも可愛らしい相談だ
こん頃のうちには絶対無かった相談やな←
そして
うちと栗子ちゃんによる恋バナが始まった
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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時