【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

三十訓 ページ31

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しばらく歩いていると(走れや)

皆が走っている中一人だけ立ち止まっている奴がいた



『晋助。』

「Aか……。どうだ？いい見せ物だったろ？」

『これ晋助の仕業だったん？』

「いいや、息子を幕府に殺された親父の復讐だ。

俺があのじーさんの牙を研いでやったのさ」


結局晋助がけしかけたとやん。

晋助の仕業やん。なんが「いいや、」だよ。


『平賀源外の息子…………あ、』

「思い出したか？剣の腕はからっきしだったが、機械には滅法強かった三郎だ」


思い出した。


彼とは戦争時代に何回か一緒に飲んだことがある


彼は確か鬼兵隊の一人だった気がする


彼のお父さんの話やからくりの話を楽しそうにしてい
たのを思い出す


うちは自分の親を覚えていない為彼の話を聞くのは
まるで自分の親の話をしているのようで楽しかった


だから、彼が粛清されたと聞いたときは本当にショックだった


『そりゃ復讐もしたくなるわな』

「おめェとは銀時違って話が合い『でも、本当にしたらダメやん』…………。」


『だって、そがんことしたらお父さんも死んじゃう』


うちの言葉に晋助は眉を寄せる


「なら、親父はどうすりゃ良いんだ？」


『やっぱ自分の親には……_______



































お父さんには長生きして欲しい』

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