心の療養 ページ8
.
→Johnny side
久しぶりに戻った部屋。なんだか懐かしく思えてしまう。仕事に忙殺されたから余計。
他のメンバーはまだ仕事らしいから、自分だけ戻ってきた。ちょっとだけ優越感。
JY「ただいま」
「おかえり」
扉をそっと開ければ、中から愛しい人の声が返ってきた。
ベッドの上に座って、"ちょうど起きました"って髪型してる。
JY「今さっき起きたの？」
「んーん？」
JY「とぼけたな？」
眠たそうな目をこすって言う彼女が可愛くて、思いっきり包み込む。
少しだけ痩せたかな、なんて。抱き心地で確認してしまう癖が付いてしまった。
JY「何して過ごしてたの」
「寝てたよ、たぁくさん。よんほの声で起きたの」
寝起きはやっぱりふわふわしてて可愛い。でも僕の声で起きるってすごくおとぎ話みたい。
JY「そっか、せっかく寝てたのに起こしちゃったね」
「ううん、嬉しかった。やっと会えるなぁって」
そんな可愛いことを言いながら、僕の胸元に擦り寄る。まるで猫みたいだ。
こんな姿、他のメンバーに見せられないな。可愛すぎてみんな困っちゃうよ。
JY「そうだね、僕も会えて嬉しい」
そう彼女に伝えれば、ふふ、って照れる。
そして、どちらからともなく、唇を合わせた。
「ん、」
JY「かわいいね、すごく好き」
「よんほはいつも優しい言葉をくれるね」
JY「僕が言うのは事実だけだよ」
彼女の髪を撫でて、掬い上げる。清潔感のある少しだけ甘い匂い。
「そんなよんほが大好き」
また唇を重ねる。さっきより少しだけ深く。彼女はスイーツのように甘い。
JY「キスは麻薬だよハニー、僕をこんなに蕩してどうするつもり？」
余裕がないフリをした僕と、余裕がない彼女。軽いキスですぐ頭がいっぱいになるくらい可愛い。
緩く僕の手に、遠慮がちに自分の手を絡めてくる。きらきらした上目遣いで僕を見つめる。
これは"好きにして"って顔。
その手をぎゅっと握って、どこかへ飛んで行かないように捕まえる。
ちょっとじゃないくらいの優越感。
もう少し浸ってもいいかな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1212人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナ(プロフ) - めっちゃドキドキしながら読ませて頂きました(≧∀≦)ジャニとの絡みもセフンちゃんとの絡みも素敵です(≧∀≦) (3月27日 23時) (
レス) id: 272efde30c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - 高柳瀬さん» 迅速に対応頂きありがとうございます (4月26日 23時) (レス) id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - 歯茎さん» コメントありがとうございます！承知いたしました。不慣れな点が多くて申し訳ないです💦 (4月26日 18時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - Twitterフォローしたいのですが鍵垢でないためフォローすることができません。鍵をかけていただくことは可能でしょうか (4月26日 18時) (レス) @page39 id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - yumさん» コメントありがとうございます！ほぼほぼ自己満ですが引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2023年3月1日 21時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：高柳瀬 | 作成日時：2022年10月23日 2時
