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案外周りからの同意は軽く得られた。事務所自体は結構驚いた顔してどう交渉したのか聞いてきたけど。
テヨンに同意を取るのが面白かったな。
TY「…何で？」
TN「Baby Don't Stopだよ？Babyがいても不思議じゃないでしょ」
TY「ハニはなんて？」
TN「事務所とテヨンの同意があれば私を説得できるよって」
TY「…」
TN「安心してよ、無理矢理にやってないから」
終始テンのこと疑った目で見てたけど、テヨンも過保護だよね。
ハニに同意が得られたって伝えに行ったらあっさりそれならって承諾された。
「すごいねテン、無茶だと思ったのに」
TN「テンをコマ使いしたんだから、ちゃんと参加して」
「ごめんね？」
あれ、
いつの間にかなんか、彼女に介されてる?
案の定、ライブは大盛り上がりだった。歓声が凄くて心地よかった。
テンたちの衣装は胸元がはだけて、黒くてセクシーな感じだったけど、ハニは…
TY「……綺麗だ」
黒いロングドレス。長い黒髪と裾が、踊るたびにふわりと動く。
しかも黒のハイヒール。
スリットからちらっと脚が見える。銃ホルダーのようなベルトがあって。
男の心理を惑わせるような、まさにコンセプトをきっちり捉えた衣装。
TN「…メイクヌナってそこまで本気出すの？」
「何、テンが口説いたくせに」
TN「…十分すぎるよ」
頭も抱えるでしょ。
こんなの、支配できないよ。
撮影終わり。
前からくる影に気付いて顔を上げれば。
JY「久しぶり」
ジャニが笑顔で手を軽く振ってくる。
JY「パフォーマンス良かった」
TN「あはは、ありがとう」
嬉しくて気が緩んだ、その隙に、耳元に彼が口を近づけて。
JY「Did you give her the same black ring?」
低く、身が凍る声。初めてだ、こんな怖い彼は。
身体が固まって視線でしか訴えられなくなったら、彼はスッと身を引いて微笑む。
JY「彼女は近付きすぎると離れる、気を付けて」
じゃあね、って何もなかったように去っていく。
やっぱり、支配なんて無謀だったんだ。
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ヒナ(プロフ) - めっちゃドキドキしながら読ませて頂きました(≧∀≦)ジャニとの絡みもセフンちゃんとの絡みも素敵です(≧∀≦) (3月27日 23時) (
レス) id: 272efde30c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - 高柳瀬さん» 迅速に対応頂きありがとうございます (4月26日 23時) (レス) id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - 歯茎さん» コメントありがとうございます！承知いたしました。不慣れな点が多くて申し訳ないです💦 (4月26日 18時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - Twitterフォローしたいのですが鍵垢でないためフォローすることができません。鍵をかけていただくことは可能でしょうか (4月26日 18時) (レス) @page39 id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - yumさん» コメントありがとうございます！ほぼほぼ自己満ですが引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2023年3月1日 21時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高柳瀬 | 作成日時：2022年10月23日 2時
