側近は苦悩する ページ22
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→Jaehyun side
スタッフ「一旦休憩です」
花びらが落ちた床。白い背景。
俺は少し砕けたスーツを着て、
隣にはヌナが大胆なドレスを着て。
スタッフの一声で一気に緊張の糸が解ける。
JH「お疲れ様」
「ありがとう」
俺はすぐ椅子に座ったヌナに水が入ったペットボトルを渡す。
今はファッション雑誌の撮影中。コンセプトはなぜかブライダル。
俺とヌナで、雑誌の撮影が組まれることが多い。
だけどブライダルって。アイドル同士でやっていいのかっていうところが本音。
でも俺でよかった。ヌナの相手。
「ジェヒョンはスーツが似合うね」
ペットボトルの蓋を開けながら、ヌナが俺の瞳を真っ直ぐ見て言う。
立ち位置的に自然と、ヌナが俺を上目遣いで見つめている。
胸元がひらけて、綺麗な鎖骨とその間に輝くネックレスのチャーム。
無防備なのか知らないけど、自然と誘惑されている気分になる。
それは俺じゃなくて、周りが。
JH「…ヌナ、寒くない？その衣装」
「照明が熱いから丁度いいかも」
さらりとした長い髪を背中の方へ流せば余計露わになって。
男性スタッフの目がギラギラする。
背中もかなり露出されているドレス。ヌナが動くたびに背筋や筋肉、骨が動いて艶かしい。
JH「…はい」
俺はヌナにぱさりと自分が来ていたスーツジャケットを羽織らせる。
「どうしたの」
JH「いや、俺も暑くなっただけだよ」
「そうなんだ、ジェヒョナの方が着込んでるからね」
JH「ヌナへの布が少ない分、俺に回ってきてるんだよ」
「何それ」
それとなく誤魔化してみる。
さっきまで鼻息を荒くしていた男性スタッフたちは少し残念そうだ。
逆に女性スタッフがこちらを嬉々とした目で見てるけど。
こんな衣装を用意したスタッフに言いたいことは山ほどあるけど、少し鈍感なヌナにも非は少し。
周りに構わず、ジャケットをはだけさせ始めたヌナの耳元へ、少し後ろから屈んで口を近付けて、
JH「Watch out for that guy.」
って注意喚起すれば。
ヌナがそのまま首を傾けて俺の耳元に、
「I know.」
JH「Did you do it on purpose?」
「Were you surprised?」
清純なドレスと同じ無邪気さと、真逆の妖しさで俺に伝える。
このヌナ、危険すぎる。
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ヒナ(プロフ) - めっちゃドキドキしながら読ませて頂きました(≧∀≦)ジャニとの絡みもセフンちゃんとの絡みも素敵です(≧∀≦) (3月27日 23時) (
レス) id: 272efde30c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - 高柳瀬さん» 迅速に対応頂きありがとうございます (4月26日 23時) (レス) id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - 歯茎さん» コメントありがとうございます！承知いたしました。不慣れな点が多くて申し訳ないです💦 (4月26日 18時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - Twitterフォローしたいのですが鍵垢でないためフォローすることができません。鍵をかけていただくことは可能でしょうか (4月26日 18時) (レス) @page39 id: f99d9055f9 (このIDを非表示/違反報告)
高柳瀬(プロフ) - yumさん» コメントありがとうございます！ほぼほぼ自己満ですが引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです！ (2023年3月1日 21時) (レス) id: faaa6b811c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高柳瀬 | 作成日時：2022年10月23日 2時
