私の3人の執事

執事 ページ16

〜Aside〜







幅広すぎだよなぁ、とため息が出そうな豪華な階段。


ついつい癖で少し早く降りてしまう。



亜「A様、急いでは危ないですよ。」

涼「お怪我をされないように。」

『は、はい、、、』

玲「アホだな(ﾎﾞｿｯ」


玲於ー！！聞こえてるんだから！！


皆にバレないように、ここは私が大人になって堪えるけどさ！！






「あっ、A様。」


玲於のお父さん、佐野さんが優しい笑顔で私の名前を呼んでくれた。



「先程は玲於が失礼なことを、、大変申し訳ありませんでした。」


さっき「アホだな」って言ったこと、バラしてやってもいいんだぞ！！

そんな思いを込めて、玲於を見ると、

必死に「それだけはやめてくれ」と目で訴えてきた(笑)



まぁ、今回は優しい優しいA様が許してやろう(笑)



『佐野さん、頭を上げてください。私ならぜんぜん大丈夫なんで！』


「そうですか、、ありがとうございます。
A様、何かありましたでしょうか？先ほどより明るくなられましたね。」


あ、、玲於たちと普通に喋れたから緊張が少し解けたんだな、、

やっぱ佐野さんはすごいな、、、


『いいえ、お部屋がとても綺麗で嬉しかったんです！』


これも事実だけど、真相は言えないもんね〜

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