四眠り目。 ページ4
しまった、そう思ったときには、走り出していた。
何してんだ、僕。
そんな風に自分を叱る余裕も無く、ただ突っ込んでいった。
「なッ……」
爆弾魔も、あまりに突然の行動に、一瞬怯んだ様子を見せた。
眠ったままの少女に覆い被さり、爆弾魔を睨む。
左手は、セーラー服を着た女性の前にかざしていたので、僕は牽制しているつもりらしかった。
後ろから、国木田さんの声。
「『独歩吟客』」
__目が覚めたら、よくわからない状況の中にいた。
何故か捕らえられている谷崎さん。
口にガムテープのようなものを巻かれているナオミさん。
驚いた顔をした、国木田さんと太宰さん。
そして、何かを抱き抱えて伏せる見覚えのない少年。
誰だろう。そんなことを考える前に、頭によぎったこと。
ピッピッと鳴る音に、みなさんのあの表情__
……爆弾?
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まっちゃ - すごく面白いです!更新待っています (2021年8月17日 14時) (レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。つい、一気に読みきってしまいました。 素敵な作品をありがとうございます!! (2020年8月10日 20時) (レス) id: 00923fd203 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - キタさん» お気遣いの言葉、ありがとうございます。作者は受験生の身ということもあり、春までは超不定期更新が続くと思いますが、少しずつ更新して行きたいと思っております。コメントありがとうございました (2016年11月4日 4時) (レス) id: 5a4cb24d14 (このIDを非表示/違反報告)
キタ - 続き、待ってます!あ、でも無理はしないで頂きたいです……(汗 (2016年8月7日 17時) (レス) id: 8f0d08bbdf (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - キタさん» まじですか……光栄すぎて言葉出ねぇです……夢主ちゃんについても、これから明らかになっていく予定ですので、どうぞ生温かい目で見守りください。コメントありがとうございました (2016年7月11日 2時) (レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水団子 | 作成日時:2016年5月15日 5時