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☆30話 ページ31

雪村side

俺は雪村 豹牙
このライメイ学園の2年だ

話が変わるが俺達は授業をサボり、昼休みになるのを待っていた
俺達と言うのは同じクラスの浪川と総介だ

あいつ等も俺と一緒に授業をサボった
昼休みも、もう終わっちまうな...
はぁ...学校なんて何であるんだろう...?
つまんねえなー...

そんな事を言ったらまた吹雪先輩...じゃなくて吹雪先生に怒られそうだ
俺達は気づけばグラウンドの方に歩いていた
俺達はサッカーさえあればいいんだ...

浪川「お...おいっ...空野、山菜、瀬戸と一緒に話してる奴って...」

その時、浪川が声を上げながらそう言ってきた為、俺と総介は見る
...!!
グラウンドのベンチを見ると...見知らぬ女がタオルで顔を拭いた後、ドリンクを飲んでいた
まさか、あいつ...マネージャーではなく選手なのか!?
あいつが......転校生なんだな

総介「へぇ...あいつ可愛い顔してんじゃん...」

総介は転校生を見ながらそう言っていた
まあ、確かに可愛い顔してるが...

浪川「でもよ...どーせ女はうるさいだけの奴なんだ。関わっても無駄さ」

浪川がうんざりした表情でそう言っていた
そうだ...女なんてうるさいだけだ...
どうせ関わっても無駄に決まってる...

総介「まぁな...しかし、まさかサッカー部に入るんじゃないだろうな...」

その時、総介が目を細めながらそう言ってきた
サッカー部に入る...だと?
冗談じゃない...!
せっかく見つけた俺達の居場所を!
あんな奴に入られてたまるか...
俺はギリッと歯を食い縛った

浪川「雪村...言いたい事はよく分かるぜ?」

総介「あぁ...入らせる訳には行かねぇな...例え...無理やりでもな」

俺の様子を見ていた浪川と総介が口々にそう言ってきた為、俺は無言で頷いた
あの転校生は俺達と学年が違うから御門か南沢に伝言で伝え、あの転校生を放課後に呼び出すか...
俺達は転校生を軽く睨みつけながら...グラウンドを後にした

雪村side 終了









雪村達がAを睨みつけていた一方、グラウンドでは南沢が嫌な気配を感じ取っていた

No side

南沢「ゾクッ)(な、何だ...?さっきから嫌な予感がしてたまらねえ...)御門...俺の言いたい事は分かるよな?」

御門「コクッ)あぁ、南沢の言いたい事はよく分かる。あいつ等が.........ここに来るかも知れないって事だろ?」

南沢は近くにいた御門に声をかけると御門は頷き、ここに来るかもしれないと伝えれば南沢は頷いた後、Aの方を見つめるのだった...

No side 終了

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2017年4月15日 9時

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