☆28話 ページ29
Aside
それに...5年前の天才サッカープレイヤーが私とは誰も思わないでしょう
南沢「まさか......あの天才サッカープレイヤーがAだったとはな...」
剣城「まさか...先輩方は知らなかったんですか?サッカーをやってる先輩方が知らないって事はないはずなんですが...そしてA先輩は細い体を持ちながらもスピード・技・体力・力・そして化身までもが完璧にした世界最強のエースストライカーです。そしてこの時についた異名が【最強の戦女神】です。A先輩、間違ってる所はありませんか?」
南沢君が驚きながらもそう言うと剣城君は驚きながらもみんなに説明した後、私に問いかけてくる
えぇ...ここまで詳しく私の事を知ってるなんて驚いたわ...
『さすが剣城君ね。どれも間違ってはないわ。......それにしてもそこまで知ってたとは驚きね。でも今回はみんなの敵ではなく味方だから安心してちょうだい』
私がそう言った途端、みんなは安心した表情を浮かべている
そう言えば...みんなによく言われてたわね...味方だったら心強いが敵だったら厄介だ...とね
その後、みんなは練習の再開をしている間に久しぶりに体をいっぱい使ったから疲れちゃったわね...
私は三人のマネージャーからタオルとドリンクを貰った
?「みんな、輝いて見えますよね」
その時、一人のマネージャーが口を開いた
藍色の髪のショートボブ、青色と水色の特徴的な目、長い三本の睫毛が特徴的な女の子
あら?この子は誰かしら?
『えぇ、そうね...貴女は?』
ドリンクを飲む前に私が声をかけると女の子は顔を輝かせながら自己紹介をしてくれた
もしかして...この子は1年生かしら?
?「私、空野 葵です!1年生です!A先輩ですよね?さっきのプレー、見てました!よろしくお願いします!」
女の子の名前は葵ちゃん...可愛い子ね
いいなぁ...ライメイ学園にこんなしっかりしたマネージャーがいて
世宇子にいた時はマネージャーなんて一人もいなかった......と言ってもマネージャー志望の子はたくさんいたけどほとんど私や親友目当てが多かったから監督は全て断っていた
『よろしくね、葵ちゃん』
私はそう言いながらタオルで汗を吹いた後、ドリンクを口に入れる
ドリンクの味は凄く美味しかったわ!
『ふぅ...こんなに楽しいのは世宇子の時以来かしら...』
その時、カメラのシャッター音が聞こえた為、何事かと思って振り向くと可愛い女の子がおり、彼女の隣には女番長みたいな可愛い女の子もいる
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2017年4月15日 9時