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●2.JK● ページ2

NJ「やっぱ、

普通に働いて普通に暮らすのが

楽曲のインスピレーションを

1番ダイレクトに受けられる方法だと思うぞ」









なんてナムジュンヒョンが言うから。






普通の人と同じように

コンビニの夜勤で働いて、

昼は楽曲を作って。

空いてる時間に寝て、食べて

トレーニングと歌の練習。









慎ましく生きて
慎ましく顔出しNGのアーティストとして
音楽を作っていくつもりだった。









その日も夜勤で働いてて。

22時30分。必ず来るカップル。









『ジミナ〜また鶏のササミ〜?』

「と、プロテインね。Aは?」

『私はぁ〜こんにゃくゼリー。
カロリーゼロね』






意識高い系カップルね、
はいはい。

毎回このカップル同じ時間に来るけど

女の人は大学生みたいで
男の人は毎日ジャージを着てるから
学生なのか社会人なのかわかんない。









マスクをしてる俺に

『ありがとーございますっ』

って毎回商品を受け取って帰る彼女。









俺にとって
その頃のAは
ただの「お客さん」。








.

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設定タグ:BTS , ジョングク , グク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2020年5月23日 23時

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