買われた子 2

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A




｢いってくる。｣




翔平｢行ってらっしゃい｣




翔吾｢気ぃつけてな｣




海青｢暗くなる前には戻っておいでよ。｣




やましょー｢危ない目に遭ったら呼ぶんだよ。殺しに行くからね。｣




なんやかんな過保護な人らに見送られとある人の元へ




大変だよ剛典も




私の状況確認とかめんどくさいだろうに




｢Aです。｣




岩田｢わかってます笑｣




A｢まぁ場所は許すとしよう。剛典も忙しいのわかってるし私がここに出向く分には我慢する。｣




岩田｢うん。｣




A｢なんでこの人らがいるの。｣




隆二｢岩ちゃんが会うって言うから俺らも会いたいなって。｣




健二郎｢なんやねん、久々に会えた言うのに嫌悪感感じるで。｣




A｢誰もいないって言ったじゃん。だから屋敷まで来たのに。｣




岩田｢ごめん。どうしても切り抜けられなくて…｣




剛典以外はもう会わないと思ってたのに！決めてたのに！




よりによって健二郎だよ。隆二はいいんだ口滑らせないから




健二郎だよ問題は




絶対ペラペラ喋る




NAOTOな…いや、あいつもよくない
むしろ健二郎よりよくない




隆二｢ごめんねほんと。その…気になって。Aが楽しくやってるのかとか幸せかなとか｣




A｢それは剛典から聞いてるでしょ。｣




健二郎｢岩ちゃん何も教えてくれんねん臣ちゃんにしか！｣




岩田｢健二郎さんとかそんな気にしてないかなって…笑｣




健二郎｢アホか！気にしとるわ！｣




隆二｢俺は臣から聞いてたけどやっぱちゃんと目で見たくて。｣




A｢今日だけだから。今日以外会わないから。｣




隆二｢うん、わかってる。ありがとう。｣




今日のことは黙ってよう




壱馬に殺される気しかしないから

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