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第20話 ページ20

A「良かったヨ…」

万事屋を出ていった途端に脱力する私と総悟は目線を合わせて、苦笑した。

総悟「ビックリしやしたぜ…
でもこれで、
正式に認めて貰えやしたね!」
A「そ、そうアルナ…」

総悟は私に照れながら笑いかける。そんな顔にきゅんとしてしまった私は顔が赤くなってしまって、ふいっと視線を逸らした。総悟は嬉しそうに楽しそうに照れてやす?て聞いてきたから、数回ポカポカと殴っておいた。痛い、痛いってそう言いながらも総悟の顔は喜びと照れが混ざっていて、楽しげだった。そんな総悟を見て私もつられて笑った。

総悟の目が急に真剣な色に変わり、
私を見つめる。

総悟「絶対幸せにしまさァ」
A「フフッ、もう充分幸せヨ」

そう言うと総悟の頬が少し緩んで、これ以上もっともっと幸せにしてやりまさァ!と言う総悟に私もと返すと手をぎゅっと握りしめ合って笑いあった。

本当に私は良い彼氏を持ったな…なんて胸いっぱいに広がる幸せを噛み締めるように呟いた。

総悟「えー、聞こえないなぁ
良い彼氏だなぁって
聞こえるようにいいやせんと…」
A「き、聞こえてたアルカ!?」

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作者名:マロン | 作成日時:2018年11月5日 18時

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