GENE's My Girl ... ？

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哲也「 ほんと仲良いよね〜 」

「 違いますって！付き添いで来たんです！」




哲也さん、隼の言葉に “ 相変わらずだね ” なんて言って笑ってる

私たちは男女混合グループなのに仲が良い。
それは色んな先輩や後輩からも言われることで


いや、男女混合だから仲良いのかな？






隼「 そんな否定されると傷付くな〜 」


哲也「 隼も苦労するね(笑)」

隼「 ホントですよ〜うちの小悪魔ったらもう。」





だめだ、私二人の会話について行けない

今のは私のノリが悪かったってこと？
隼の冗談に乗るべきだった？

もう私、バラエティ分かんないよ！！←





隼「 A、ちょっと俺レジ行ってくるね 」

「 うん、待ってる！」




気に入ったものをカゴに詰めて、隼はルンルンしながらお会計に行った

すると哲也さんがニヤニヤしながら私に

“ ほんとずるい子に育ったね〜 ” なんて言う




哲也「 メンバーに愛されてるね、A 」

「 最年少なので、甘やかされてます 」


哲也「 もっと別の理由があるんじゃない？」


「 別の理由 … ですか？」






キョトン、とする私に哲也さんはニッコリ笑って

“ 本当はもう気付いてるんじゃないの？” って言う。

何のことか分からないけど
メンバーに愛されてるって事は、自分でも自負してる。






「 え〜何ですか？気になりますって！」

哲也「 いや〜これはまだ教えらんないな〜 」


隼「 何の話ですか〜？」





紙袋提げた隼が戻ってくると
哲也さんは「 今の内緒ね 」と私に言った

隼は不思議そうに私たちを交互に見る




哲也「 今度俺ともデートしようって話だよ 」

隼「 え！哲也さんと？」


「 へ？あ、うん 」





咄嗟に話を合わせて誤魔化す私。

甘やかされてるのに、別の理由なんてあるのかな …

女子だから？妹みたいだから？



帰り道、私は哲也さんの言葉の意味を考えていた





…





「 ねぇ、私のことどう思う？」

隼「 いきなりどうしたの(笑)」


「 メンバー皆、最近やけに私に優しいから … どう思ってるのかなって気になって 」


隼「 あぁ … うーん、なんて言えば良いのかな 」





何となく、隼なら答えてくれる気がした。

でも 返ってきた答えは予想とは違った






隼「 Aの事、女として見てるからじゃない？」


「 私 … 女だよ？」

隼「 もう、お馬鹿(笑)」






“ 行くよ ” って不意に繋がれた手

いつもと違うのは隼が指を絡めてきたことだ






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