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「「「 A、卒業おめでとう ！！！ 」」」
みんなの声とともにクラッカーの紐が引かれ、パァン！ という破裂音が部屋に響く。
だけど、肝心のAは飛び出した色とりどりの紙を頭から被りながら、何の反応もなく俯いていた。
メ「 あれ、A？ 」
龍「 吃驚しすぎて固まってもうたんか？ 」
いや、違う ..
玲「 お前、まさか .. 」
「 泣いてるの？ A .. 」
下を向いて静かに涙を流していたA。
微かに震えた肩はいつもより小さく見えて、抱き締めたいという衝動に刈られた。
『 ふっ、うぅ .. 』
亜「 A、泣かないで？ ほら、ぎゅ。」
いつもなら絶対行かないのに、両手を広げる亜嵐くんのもとに珍しく歩み寄ったA。
だけどそれを、寸手のところで腕を引いて阻止した。
亜嵐くんや他のメンバーが驚くなか、今にも砕け散ってしまいそうな小さな体をすっぽり自分の腕におさめる。
「 大丈夫、泣いていいよ。」
頭を撫でると、今まで我慢していた声が溢れ出す。
感情表現が豊かなAでも、ここまで号泣することは珍しいから俺もメンバーも戸惑いを隠せない。
『 うわぁぁぁん ！！ うっ、うぅぅ .. ！！ 』
「 よしよし .. 大丈夫、大丈夫。」
それから３０分もの間泣き続けたAは、暫くしてこくりこくりと舟を漕ぎ始めた。
隼「 寝ちゃったね。」
龍「 ほんまに焦ったわ .. 」
裕「 やっぱりAも寂しいんかな。」
乾いた涙の跡に触れて、寝顔を見つめる。
GENERATIONSとしてだけじゃなく、EXILEやソロでの活動もあってなかなか高校生らしい生活が送れなかったA。
口には出さなかったけど、本当は友達と出掛けたり学校行事に参加したりしたかったのかなって、今さらながらに思った。
「 お疲れさま。卒業おめでとう。」
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『 うわーーー ！ すごい ！ 』
次に目覚めたときにはすっかり元通りになったプリンセスは、飾りつけられた部屋を見て嬉しそうに叫んだ。
玲「 さっきまでのは何だったんだよ。」
メ「 まぁまぁ、笑顔になってくれて良かったじゃん。」
隼「 A見て ！ これ俺が作ったんだよ ！ 」
『 わ、なにこれ ！ 』
やっぱりAには、笑顔が１番似合う。
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GENERATIONS大好き！ - 早く続き見たいです! ('∀') (2019年8月22日 15時) (
レス) id: 9ce7bcbaac (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 美紀さん» 録画は全部してるけど途中から見れてないな〜 (2019年3月7日 14時) (レス) id: cd92d4699b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - 初めまして、最初から読ませていただきました。面白いです。更新頑張ってください応援しています。リクエストいいですか？主人公ちゃんが飲み物を飲んだら3歳になって、EXILEﾄﾗｲﾌﾞの皆がさらにメロメロになる話を書いてほしいです。よろしくお願いします。 (2019年3月6日 19時) (携帯から) (レス) id: 74ccaa5d41 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 3年A組見てる今度の日曜日で最終回だよ (2019年3月5日 8時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 美紀さん» 久しぶりだね、ありがとう！ (2019年3月4日 15時) (レス) id: cd92d4699b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺於 | 作成日時：2019年3月3日 23時
