南大阪/見取り図 盛山 ページ28
貴女side
｢A!A!｣
私の名前を大きな声で呼ぶ彼は、高校の時から付き合っている、森山晋太郎。
うるさい。そんな意味を込めて、私は自分の人差し指を口元に持っていく。
だが晋太郎は、黙らない。
いや黙るとは思っていなかったけど。
｢なー!聞いてや!俺さっきめっちゃでっかい1本グソ出たねん!!｣
しかも汚い、
ここファミレスやで?もっと考えてや?
私はそう思いながら、晋太郎に見ない。とだけ伝える。
すると晋太郎は、窓の外を見てまた大きい声を出す。
｢うわっ、雨降っとるがな!オデッセイ駐禁来てんがな!もー!!｣
そう言ってファミレスから出ていく晋太郎に、車の鍵を投げて渡す。
晋太郎は鍵を受け取ると、車の元に行く。
連携プレーも、いつの間にかできてたんだよなー
なんて、しょうもない事を考えながら、スマホをいじる
私は晋太郎の行きたい場所に、着いていくという事が、めちゃくちゃ多い。
それはそれで、とても楽しいから良いのだが。
この間もUSJに行ってきた。
｢なー、120分待ちやって、長いなー!｣
私は晋太郎の隣に座って、スマホを触る
｢A!A!｣
｢後ろ詰まってるから!｣
なんて声が聞こえるが、今ツムツムが良いところなので動かない。
｢コッコッ｣
そんな音がしたので、私は立ち上がって晋太郎がいる前に歩いていく。
｢あとAは、USJでツムツムすんなや｣
その正論すぎる言葉に頷く。
USJの帰り、電車に2人で乗っている。
すると目の前に、おばあちゃんが来る
それに気づいた晋太郎は、すぐに立ち上がり、おばあちゃんに席を譲る。
｢俺らは若いから!おばあちゃん座って!｣
そう言うと、晋太郎は床に座る
｢おばーちゃんいくつー?!｣
いつもの大きな声で話す。
私はスマホを見ながら、おばあちゃんとの会話を聞く。
｢A、A｣
いつの間にか寝てしまったようで、いつもより小さい声で、私の名前を呼ぶ晋太郎。
『あれ、おばあちゃんは?』
｢とっくに降りたわ、もうすぐ着くから｣
『おー、』
電車を降りて、晋太郎に家まで送ってもらう。
｢今日楽しかったな｣
『そやね、』
｢また来ような、｣
『おん』
南大阪の私達は、今日も幸せに過ごしてます。
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--------ｷﾘﾄﾘ線--------
更新遅くなってしまい、すみません!!
リクエストありがとうございました!!
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ANA - すいません！追加なんですが....過激な感じでも大丈夫ですか？ (2020年1月9日 0時) (
レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ANA - 初めまして！リクです！宮下草薙の草薙くんで、嫉妬からの甘々な感じのが見たいです！よろしくお願いします！ (2020年1月6日 3時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずる(プロフ) - マキさん» お久しぶりです!!リクエスト承りました!!しばしお待ちを!! (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6c5df035f8 (このIDを非表示/違反報告)
マキ - お久しぶりです。マキです!!リクエストなんですが、霜降り明星の粗品さんのお話をお願いできますでしょうか？シチュエーションは、バカップルでお願いします。 (2019年7月4日 20時) (レス) id: 4a018ae759 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - またリクエストで四千頭身の後藤君とラブラブな感じのデートが見たいです！よろしくお願いします。 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずる | 作成日時：2019年3月31日 18時
