理由/からし蓮根 伊織 ページ24
伊織side
｢あぁ、意味分からん｣
そう言いながら、彼女は近くにあった看板を蹴った。
『落ち着け』
出来るだけ刺激しないように、彼女を宥める。
｢だって、あんな言い方ある?!｣
彼女が怒っている理由は、俺にも分からない。
帰り道で見慣れた後ろ姿を見つけ、駆け寄ると彼女はキレていた。
それはもう見てる人が振り返るほどに。
『ここは人多いし、あっちの公園行こうや』
俺がそう言うと、彼女は黙って頷いた。
『何であんな怒っとったん?』
俺の質問に中々答えないA
｢だって、｣
『ん?』
｢皆が伊織と私の事、からかってくるから｣
『どういう事??』
俺とAの事を、からかう?
あ、そういう事か。
何となく理解できた気がする。
｢伊織にとっては、すっごい迷惑なことやん｣
下を向きながら、ボソッと呟くA
『何が??』
｢伊織、前に好きな子いるって言ってたし｣
そんな事言ったっけか、
それは置いといて、俺が好きなのはAだし、変に気を使ってる気がしてならない。
『大丈夫、んな事気にせん』
｢でも伊織が好きな子に、勘違いされるかも、｣
なんて不安そうな顔をしている
『大丈夫だって、俺の好きな奴は超鈍感だから』
｢そっか、じゃあ大丈夫やね｣
なんて笑うから、俺も釣られて笑う。
『俺さ、』
｢うん?｣
Aは、不思議そうに頷く。
『Aの事、好きだ』
｢え、｣
Aは、制服のスカートを握りしめながら、俺を見る。
｢嬉しいな、私も好きだよ｣
『じゃあ、俺と付き合ってくれる?』
｢当たり前｣
彼女はそう言うと、嬉しそうに笑う。
｢これからもよろしくね、伊織｣
『おう』
俺はそう言って、Aと笑った。
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ANA - すいません！追加なんですが....過激な感じでも大丈夫ですか？ (2020年1月9日 0時) (
レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ANA - 初めまして！リクです！宮下草薙の草薙くんで、嫉妬からの甘々な感じのが見たいです！よろしくお願いします！ (2020年1月6日 3時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずる(プロフ) - マキさん» お久しぶりです!!リクエスト承りました!!しばしお待ちを!! (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6c5df035f8 (このIDを非表示/違反報告)
マキ - お久しぶりです。マキです!!リクエストなんですが、霜降り明星の粗品さんのお話をお願いできますでしょうか？シチュエーションは、バカップルでお願いします。 (2019年7月4日 20時) (レス) id: 4a018ae759 (このIDを非表示/違反報告)
kurumikan212(プロフ) - またリクエストで四千頭身の後藤君とラブラブな感じのデートが見たいです！よろしくお願いします。 (2019年6月30日 21時) (レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずる | 作成日時：2019年3月31日 18時
