異世界からの来訪者 その1 ページ20
その日は五月晴れだった。暖かい日差しと爽やかな風に誘われ、杉シトリンは鉄鋼町のとある森林を歩いていた。
「(やっぱ森林浴はいいなぁ。お金とか嫌なこととかお金とか、後お金とか…嫌な気持ちを忘れさせてくれる。お得ね)」
最近は戦闘班でもクラッシュできるような小型ガイストが出てくる位でガイストクラッシャーの出番は特に無い。出番が無いのは平和で良い事何だろうが、せっかくガイストクラッシャーになったんだから大型ガイストの一匹や二匹仕留めたい。
そんなことを考えながら歩いていると、ガイフォンから警報が鳴る。近くにガイストが出てきたのだ。
『鉄鋼町の森林で大型ガイストが出現します！シトリン、撃破お願い！』
「了解！」
森林の開けた土地に、亀裂が入る。亀裂の入った地面はミシミシと音を立てながら盛り上がり、やがて地中にいた者の頭角を見せた。
「G…GEEEEEYAAAA！！」
鮮やかかつ硬い青色の毛皮、目の前の獲物を逃がさんと見る目、今すぐにでも獲物を噛み殺しそうな涎を垂らした鋭い牙。
『照合完了！ガイスト名…アルファ・フェンリルです！』
地鳴りと共に地上に姿を現したガイスト–アルファ・フェンリル−は猛々しい咆哮をあげて目の前のシトリンに突進してきた。
「戦いたいと思ったらすぐ目の前に出てきてくれるなんて…移動の費用がかからなくて済む！お得だわ！メイジ・アウル、ガイストオン！」
ガイストギアを瞬時に纏うシトリン。果たして彼女は一人で勝てるのだろうかー？
続く
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小動物 - コメント失礼します。4年間もすごいです。私、ガイストクラッシャー今でも好きです！皆さん更新頑張ってください！ (2018年11月5日 1時) (
レス) id: 4dcfc1ef4e (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - YOSHINOさん» まじですかww了解です、お教え頂きありがとうございます！ (2016年9月29日 13時) (レス) id: f080a39440 (このIDを非表示/違反報告)
YOSHINO(プロフ) - パスはURLの最後の奴ですよ！てか変更しました (2016年9月29日 13時) (レス) id: ff61ac8251 (このIDを非表示/違反報告)
シャウロン(プロフ) - 神威さん» わかりました！ありがとうございます〜『シャウロン』と名前のつく奴がフォローしたら、私です！！さっそくフォローしますね (2016年9月27日 23時) (レス) id: fe40e088dc (このIDを非表示/違反報告)
神威(プロフ) - シャウロンさん» 勿論です！というか是非！@cmiki0929で検索して頂ければ出るかと (2016年9月27日 22時) (レス) id: f080a39440 (このIDを非表示/違反報告)
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