熱血指導開始! ページ29
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「ではあと一人ですね。」
「そうだね。私とアルカは得意だからもう一人は苦手な人にしよっか。」
「アズールとフロイド以外でな。あの二人はぜっったいに嫌だ。」
「私がいる目の前で言うんですか?」
ばちばちと火花を散らす二人にため息を吐きながらAは辺りをきょろきょろ見渡す。ちらほら班は出来はじめており、一人だけというのは中々居ない。見ると出来上がった班に知り合いが何人も居るのに気づいた。
リドル、エース、デュース、グリム。
カリム、ジャミル、ラギー、ジャック。
エペル、シルバー、セベク、フロイド。
フロイドがいる班にはAも首を傾げたが苦手な者がフロイドしか居なかったんだろうと結論付け、気づいた。
ぽつんと頭を抱えて、僅かに震えてる飛行術が大の苦手であるアズールを。
「…アズールしかいませんね。」
「アルカ…。」
「…仕方ないか。」
アズールを呼び、A達も班を完成させた。アズール泣かないで、ほら後で唐揚げあげるからとAはアズールを励ましていた。バブちゃんだもん。仕方ないね。
オクタヴィネル寮の中でも一際飛行術苦手な二人を抱えたAとアルカにクルーウェル先生は大丈夫か?と聞いてくれたがあのピンクに比べたら何でも大丈夫ですと真顔のアルカにお、おうと引いていた。あのピンクが起こした数多の事件に比べたら飛べない稚魚の世話なんて片手で事足りるとガチで思う。
そして班同士による訓練が始まった。
クルーウェル先生は班を見て回り、粗を見つけ指導する。生徒の悲鳴が響きます。
A達の班も訓練を始めたがこの稚魚達は彼女達の予想以上に出来ない。
まず箒にまともに乗れないのだ。ジェイドは地面から僅かに浮きながら箒に乗ってるが今にも落ちそうだしアズールに至っては逆さまである。何がどうしてそうなったと二人は顔を覆った。
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アホの化身 - 面白かったです。この汚物さん頭大丈夫かな?と本気で心配しました。 (2021年7月4日 20時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
ウツボだよ☆ - wwww腹筋がオーバーブロッドするwwww附子wお前嫌われてんぞwwww(ツボが浅いウツボ☆)いや、面白れぇッスwwwこれからも更新頑張ってくだせぇ←(沖田◯悟?) (2020年10月11日 20時) (レス) id: 5d8b13751b (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - アルカは男の子…。監督生も男の子?ですか? (2020年8月17日 14時) (レス) id: f6fdf86c66 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - あ…これ好き (2020年8月8日 18時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 銀魂パロで吹きましたw (2020年7月23日 23時) (レス) id: 0d837f5408 (このIDを非表示/違反報告)
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