【ツイステ】ぶりっ子悪女がやって来て最近寝不足だよマミー（♂）

無事助けられました ページ16

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マッハ20ぐらい箒を飛ばしマレウスと汚物を発見。バルガス先生ありがとう。汚物は地べたに座り込みがくがくと震えている。汚物の目の前の草が焼け焦げている。真ん前に雷を落としたのだろう。容赦なさ過ぎるよ妖精族の末裔。
ちょっと引いてしまったAが遠くを見ると学園長と教師陣、寮長達が集まってきた。監督生もいる。みんな顔に疲労が現れてる。学園長の顔は見えないから知らないけど。
Aも箒を動かし、みんなに近づいた。


「あ、A！」

「なっ。休んでいろといっただろう！」

「休みたかったんですけどマレウス先輩を怒らせたのあの子なんで…。」

「だろうな！」
「あのマレウス・ドラコニアに何をしたんだよあの虫けら。」
「ツノ太郎って呼んだらしい。」


呆れ果ててるレオナ達にAが理由を教えると全員目を丸くした。もう唖然とするしかない。
ただ一人、監督生は…


「え？ツノ太郎って呼んだらあんなに怒ったの？」

「ツノ太郎って呼んで許されるのは監督生だけだからね〜。」

「そーえいばAちゃん！元気になったんだね！ お祝いにちゅーを…♡」

「おいこいつ簀巻きにしろ。」
「すいませんそれだけは勘弁してください。」


ここで注意を。本来の監督生はこんな感じのA限定の変態ですのでご了承下さい。今までがむしろおかしかっただけです。

Aにちゅーしようと近づいた監督生の首根っこをレオナが掴んだ。簀巻きにされる五秒前だったセーフ。
そんな事してる間にも天気は荒れる荒れる。グリムなんかあまりの強風に飛ばされる寸前で監督生に必死に捕まってる。


「とりあえず、マレウスくんが怒っているのはあの汚物が原因なんですね。全く、どれだけ問題を起こせば気がすむのか…。」

「もうあれを生贄に出せばいいのよ。そしたら全てが丸く収まるわよ。」

「「「たしかに。」」」


Aを除く全員が声を揃えた。
だってその通りだから仕方ないね。



「ダメだよ！ とにかく、マレウス先輩の怒りを抑えない、とぉぉ！？」

「Aーーっ！？」



一人だけ反対した良心・Aが箒に乗っていたため突如吹いた更なる強風により吹き飛ばされた。教師と生徒の悲鳴が雷に紛れて学園に響いた。

怒りはまだまだおさまらない→←学園の敷地を守れ！

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