スキル幸運EXの糸師家長女

裏側 ページ33

「全員、お前の予想通り、いったな」

「ですね」

そもそも、こんないかれたことを平然とするのがスポーツ選手ですし。というか、まともな選手に会ったことがない

「これから鬼ごっこの準備、よろしく」

「わかりました」

普通のスポンサーはこんなことはやらないけど運でとったパソコンの資格により、システムの一部の運営を任された。別に給料出るし、いいか

大体はマニュアル読めばどうにかなると思っている。だって、何かやらかしても、運がどうにかなると思っている

それにモニター越しだけど弟の試合する姿をみれるならそれだけで死ねる。ついでに家族の為に録画する予定である(両親も心配していたし、喜ぶだろう)

普通に凪君は御影君(ヤンデレ系セコム)がいるからどうにかなるし、雪宮君は余裕でいけるし、潔君は適当にエゴ覚醒していくだろうから心配はお嬢だけだったりする

僕と出会う前に足に大怪我するお嬢は足がぶっ壊れるのが怖くて落ち込んでいた。僕が自分のことを話したらなんかさらに仲良くなった気がする



「お前の弟は凄い暴走っぶりだな」

「多分、八つ当たりですね」

「お前も問題児の兄弟を持つと大変だな」

「絵心さんはいえませんよ」

アンリさんのいう通りだと思う

何故かモニター超しで凛がめちゃくちゃ暴れているのが見えた。機嫌悪いのは何となく察したけどいいたくなかった

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