苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない6 (ページ46)

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危ないページ46

シエルサイド

｢おい関係ねぇかどうかそれは俺の決めることだ、なぁ花垣」

｢！｣

｢テメェさっきから何｢自分は関係ありません｣って顔してやがんだ？」

｢え………？」

｢なぁ、あの頃からあの女と組んでただろ？｣

｢脚がぁ"ァァァあ"ｯ」

｢タケミっちは関係ねぇって言ってんだろ!!!そいつはなんも知らねぇんだよｯ!!!」

｢うるせぇなぁ。俺らァ仲間だろぉ？」

｢異常者め」

｢さて。言い残したことはあるか？」

｢……タケミっち…タケミチ!!!聞け。最期の言葉だ。この１２年、色々あった。マイキーくんは姿を消してドラケン君も死刑囚、シエルちゃんと場地さんは
殺された。いつのまにか汚ぇことにも手を染めた。俺らは間違いもいっぱい犯した。でも根っこは変わんねぇはずだ...
東卍を頼むぞ相棒！」

ﾊﾟﾝｯ

｢千冬ゥゥゥゥ!!!!!!｣

｢東卍のことを頼まれて気分はどうだ？安心しろお前もすぐに逝かせてやる。あの女よりはましでな」

｢なんだお前は最期の顔がそれか?!そんなモンなのか!!?あ?!あの女の方がみたら情けねえって叫ぶだろうな」

｢残念だ。あの女はなんでお前に託したんだろうな。じゃあな…俺のヒーロー｣

｢なんだなんだ?電気つけろ!!誰だこらｯ｣

｢担ぐぞ声出すな｣

｢へ？」