苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない6 (ページ43)

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集会ページ43

集会当日、マイキーのバイクにとって私は端っこにいた

ようやく脇腹の傷が包帯からガーゼに変わったところだ

やはり傷は残るらしいが仕方ないことだ

今日はまぁ、荒れるに荒れるからな

「今日の集会は荒れンぞー。血のハロウィンの総決戦だ」

「血のハロウィン。芭流覇羅約300vs.東卍約150
この圧倒的に不利な状況の中、お前ら一人一人の頑張りで勝利を掴み取った。負けた芭流覇羅の副総長、半間修二から挨拶がある」

「芭流覇羅の半間修二だ。芭流覇羅はずっとトップがいなかった。だから、この戦いに敗けて東卍の下につく事にした。芭流覇羅は東京卍會の参加に降る」

次は一体何を考えてるんだろう

わかりやすく言えば乗っ取りか

「今回、俺とマイキーを繋いでくれた奴がいる。そいつのおかげでこの話が成立した。前に出てきてくれ。稀咲鉄太」

「話がもう一つある。血のハロウィンで得たモノもあれば失いかけたモノもある。壱番隊隊長、場地圭介は昏睡状態だ。いつ死んでもおかしくない。俺らはこの事実を深く反省し、重く受け止めなきゃいけない。後はお前から言ってくれ」

圭介の状態はあまり良くない

未だに目が覚めない

でも信じて起きることを待つしかないんだ