苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない6 (ページ32)

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面会ページ32

三人で一虎の年少に行って面会しにいった

未だに左腕と腹部の包帯が取れない私は悪目立ちするしかなかった

長袖て隠しているとはいえ、左腕は隠しきれてない

私の体は常に修復している状態だ

とりあえず顔色が悪いのをエマおすすめのコスメで隠したくらいで精一杯だ

間違いなくあいつがみたら絶対に土下座されるだろうし、私を優しくいたわってくれるだろう

「「懲役10年は覚悟しろ」って言われたよ。短いくらいだよな。もう逃げねぇ、向き合わないといけない。ねてるアイツとシエルが、そう教えてくれた…だから今度こそちゃんと更生するつもりだ」

「………死ぬなよ、一虎」

「テメェの考えてる事なんてわかってんだよ。自害して詫びようなんて許さねぇかんな!?」

「………でも……他にどうしたらいいか…わかんねぇんだよ」

「マイキーからの伝言だ」

「え?」

「"これからも一虎。お前は東卍トーマンの一員だ。お前を許す"」

「シエルもいいたいことあるんだろ？」

「私は元から許してる。厚生してくれるってこともわかってるよ。だけと死ぬのはやめて
圭介も私もマイキーも全員そんなこと臨んでないし、私は生きてつぐなってほしい
じゃないと今度は許さないから。けどでてきたら圭介達とどこかにまたいこう
十年くらい待ってあげるから。それに時々会いに来てあげるし……ね？」

これでいいんだよね、圭介

一虎は泣いてた

圭介を待つついでに一緒に待ってやる