苦労人の佐野家長女の周りには不良しかいない (ページ45)

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カフェページ45

エマと二人で喫茶店にいって真兄のお金でパフェを食べてた

「ドラケンたら髪型変えてもマイキーのことばっかりで全然気づいてくれないんだよ！シエル姉！」

ドラケンは最近、マイキーの保護者権世話係になったているので忙しいんだろう

でも、優先順位をエマにも優先しろや

「酷いね……」

「シエル姉はいいよねー！大好きな場地に髪型とか変えたらすぐ気づくじゃん！！しかも、シエル姉限定て！！」

あいつ、なんで私の変化だけ気づくんだろうか？

「はぁー、本当、けんちゃんていっつもつれな…」

「エマ、後ろ」

「誰がつれないだって？」

「け、けんち、いや、ドラケン！？い、いつから？」

エマの後ろになんとエマの思い人のドラケンがいた

「うちはドラケンのこと、すきでたまらないってところからな」

「っっ！！最初からじゃん！！」

恥ずかしがるエマ、かわいい！！

つか、ドラケン、照れてるじゃん

「俺だけじゃねーぞ？場地もマイキーとかもいる」

え？

後ろの席を覗くとパフェを頬張るマイキーとショートケーキを食べる圭介がいた

待て待て、さっきの聞いてたのか？？

「安心しろ。場地は食べ物に夢中で聞こえてねえからな。聞いてたの俺だけだし」

「うちだけじゃん！！恥ずかしいの！！」

「おいドラケン、エマと今度、デートしてあげて」ボソッ

「はっ？なんで」ボソッ

「エマにエマのこと好きなことバラす」ボソッ

「わかった！わかった！いきゃーいいんだろ！」