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紙飛行機で伝えたかった思い ページ10

あるとき、いつものように家で隠れていたら、人魚の男の子達がやってきた。

とっさに壁に隠れながら、あの子達ったら人様の建物を蹴ったり絵を描いていたりしているのを見て、どうもイライラして

伝えたいことを紙飛行機に記して窓から男子目掛けて飛ばしてみた。

結果、男子は紙飛行機の中身を見て、気味悪そうな顔をしてから去っていった。

私は心の中で(どっか行ってくれた、よかった。)ガッツポーズをしていた。

それから、外に誰かの人影が見えたとき、自分の思いを書いた紙飛行機を飛ばしていた。

食べたいもの、欲しいもの、今日の夢のこと、他愛のない話を書いていたが、いつも近くのゴミ捨て場に捨てられていたり、
破られたり、暖をとるための燃料をにされたり、

あるとき戦争が起こった直接的な答えを紙飛行機で聞いてみた。

結果はいつもの通り、ゴミ捨て場に捨てられていた。

でも私はそれがどうしても気になって、何度も同じ内容を紙飛行機に書いた。

周りからはバカ呼ばわりされたけど、間違っているとは思えない。

なんで、なぜ我々は戦争をし始めたのですか?

なぜ戦争はおこるのでしょう。なぜなぜなぜなぜ



あるとき、珍しく外に出たくなって、
海中のサンゴ礁の森に行ったら、思ったより深い所まで行ってしまった。

何も考えずに歩いていたら、なにか、裂け目のようなものが見えた。

少し手を入れたら、引きずり込まれてしまい、

気づいたら、森の中にいて、
多分この学校の職員なのであろう黄色いポニーテールのお姉さんが学校まで案内してくれた。

そして仲間を作るときに、よく分からなかったので、
森に行ったら、フラワーと一緒にいる矢を見つけた。

山の神→←お父さんのぬくもり



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作者名:山岸ふあ | 作成日時:2020年4月14日 21時

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