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3話 ページ5

試しの門の前



『ああーーーー、帰ってきちゃったよーーーわー』



私の目の前には、大きな門。



ゼブ「お久しぶりです。Aお嬢様。

帰っていらっしゃるなんて珍しいですね」



とそこへ、門の隣に併設されている建物から、1人の男性がでてきた。



『お、久しぶり〜ゼブロさん。

色々あったんだよ、色々』



あれから、シャルと別れ、一旦荷物を取りに家に戻ることにした。


すぐに出ていくけど。







『よーーいしょ』



(ゴゴゴゴ



試しの門が、5の扉まで開いた。



ゼブ「相変わらず、Aお嬢様はすごいですね〜」



『ありがと。

また後でね、ゼブロさん』













執務室


ゴト「お帰りなさいませ、A様」



『久しぶり、ゴトー。

父さんは今どこにいる?』



ゴト「旦那様でしたら、ご自分の部屋に居られると思います」



『そ、わかったわ。

あ、これお土産』



ゴト「いつもありがとうございます。

ちなみに、今回はどちらへ?」



『ジャポンってところよ。

それ、お饅頭って言うらしいの。みんなで仲良く食べてね!』














シルバの部屋



シル「久しぶりだな。A」



『久しぶり。父さん』



シル「Aが俺の部屋まで来るなんて珍しいじゃないか。

どうかしたのか」



『あのね、ハンター試験、受けようと思うの』



シル「ほぅ。それはまたどうして」



『探したい人がいるの。

ハンターライセンスがあれば、あの人に近づけると思って』



シル「それは、前にお前が話した奴のことか」



『うん、そう。

またしばらく、家には戻らないから』



シル「好きにしたらいい」



『うん、そのつもりだよ』



シル「母さんが心配している。

たまには帰ってこい」



『うん…』



















『はぁ…。緊張した…』



どうもお父さんには昔から逆らえない。


いや、今現在進行形で逆らってはいるんだけど…


(↑月に一度は帰ってきなさいという命令も聞いていない)



それにしても、呆気なくハンター試験のこと許されたな。


何か条件を出してくるかと思って身構えていたんだけど、



『さて、一度自分の部屋に帰ってから出るか』



お母さんには見つかりませんように…!!

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設定タグ:ハンターハンター , ゾルディック , キルア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:Luna | 作成日時:2018年12月10日 22時

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