18話 ページ20
試験官〔チャンスをやろう。
一回目のバトルで、無傷だった囚人とピンチヒッターが戦い、ピンチヒッターが買った場合、10時間、君たちの時間を返そう〕
全員ー囚人・A「「「!」」」
レオ「まじかよ!?
10時間はけっこーでかいぜ!やりぃ!」
10時間?なに、賭けでもしていたの?
というか、私、勝手にピンチヒッターにされてるし。
試験官〔ただし。
もし、ピンチヒッターが負けた場合、10時間、君たちの時間を追加で奪わせてもらう〕
レオ「なに!?50時間+10時間だと!?」
クラ「ほぼ、我々の制限時間が失われる、ということになるな」
試験官〔ピンチヒッターを使うかは、君たち次第だ〕
ゴン「どうする?」
レオ「俺は反対だ!
あんな可愛い子と、あの囚人を戦わせるなんて!」
『可愛い子って(汗)』
クラ「同感だ。
あとからやってきた彼女に、我々の時間を背負わせるにはいかない」
ゴン「んー、でも強いんでしょ?A」
キル「強いぜ、姉さんは。俺より」
クラ/レオ「「!」」
『いやー、それほどでも…』
レオ「そういや、嬢ちゃんはキルアのお姉さんだったな」
クラ(キルアは、先程、殺人鬼相手に心臓を奪い、戦いに勝利した。
それに、暗殺一家とも言っていた。
それはつまり、Aも…)
『ん?』
クラ「キルア。
お前から見て、Aは囚人に勝てそうか?」
キルアは、その問いに口角を上げて
キル「ああ。姉さんが絶対勝つ」
クラ「……」
クラピカは少し考え込む。
クラ「試験官。
もし、Aが負けた場合、私たちと一緒に彼女も課せられた時間をここで過ごすことになるのか?」
試験官〔ピンチヒッターが、バトルに参加した時点で、勝っても負けても、君たちと同じ時間を過ごしてもらうことになる〕
ゴン「えぇ!?そうなの!?」
クラ「そうか…なら」
『私は別に構わないよ?』
全員「「「!」」」
『なんだか、君たちと一緒にいる方が楽しそうだし、キルアもいるしね!』
と言うと、Aはキルアに抱きつく。
キル「ちょ、おい!//姉さん!//」
ゴン「わー!キルア照れてるー!」
キル「照れてねぇーし!//」
クラ「本当にいいのか?」
『もち。君たちのためにお姉さん頑張るよ』
レオ「Aさん!!!!」
ゴン「わーい!Aも一緒だ!」
試験官〔決まりだな〕
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Luna | 作成日時:2018年12月10日 22時