第11話 ページ12
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「お、あの島に今日は停泊するか」
暫くの間海を進み、小さな島が見えてくる
よく見れば港も見えてきて、活気盛んに見えた
「やったぁー!!お買い物ーー!!」
「そればっかりだなぁお前さんは」
とヤソップさんに笑われる
だって楽しみが!!船の上にはあまりないから!!
別にみんなと居るのが退屈とかそういうのではなくね?
ただやっぱり年頃のJKとしては可愛いものを見たりとか色々とショッピングがしたいのですよ、オタクだけども
「この間の島で見た時の可愛い服ここでも売ってるかな〜」
この世界にもちゃんとトレンドはあるようで、つい先日寄った島でのスカートのコーデが可愛かったのだ!!
瞬時にその可愛さに射止められた
何だかんだで着る物は多いに越したことはないよね!
なんて思いつつ船は港につけられ停船した
甲板から島の風景を覗くと、とても楽しそうに見えた
なんと言うか、活気があって明るい!
島の女の子達のコーデを見れば、この間の島で見た時と同じようなコーデをしていた
(やっぱり!この島のコーデも可愛い!)
足早に船を降りる
後ろから「転ぶなよー」とルゥさんの声が聞こえてそれに対して「気をつけるーー!!」と返す
島に降りると港からちょっと離れたところに市場が見えた
お店の人はお客さんに声掛けをしたりしていて、道行く人たちもみんな笑顔で市場に寄ったりしていた
「わあ……」
気づけば感嘆の声が漏れていた
後ろからシャンクス達も降りてきていた
後なんかベンさんが島民の人?とやり取りしてる様な様子が見えた
何を話してたんだろう?
「気に入ったか、音彩」
「うん!気に入ったよ!」
楽しくてついはしゃいだ顔になってしまう
でもどうしよう。どこに行けば服買えるかな?
やっぱり島の中枢の方かな?
そんな事を考えながら市場を歩いていく
陽気なお姉さんお兄さんから色々と声掛けされるけど…
それから30分ぐらいが過ぎた頃
「ねえねえどっちがいいかな!」
シャンクスとベンさんに2つの種類の服を見せる
1つは白のチュールロングスカートとトップスはダボッとした薄ピンクのTシャツ
もう1つはトップスは肩出しの半袖ブラウスにベルトが着いたロングのタイトスカート
「どっちも可愛いよね!?」
2人とも手を顎に起きながらうーんと唸る
「どっちも似合うとは思うがお前はこっちじゃないか?」
と1着目を指さすシャンクス
「いやこっちだな」
と2着目を指さすベンさん
おっと…???
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