story409 時計じかけの摩天楼18 ページ27
Aside
『ハァ)今回ばかりは呆れて何も言えないわ...元はと言えば自分の誕生日を忘れている新一君が悪いと思うわよ?』
「そうね。前もって自分の誕生日を覚えていたら話は違ってたかも知れないわね」
「仕方ないじゃないですか。毎日楽しそうにカレンダーに向かう蘭を見てたら、とても断りづらくて...」
新一君の話を聞いた私達は思わず呆れた顔になり、口々にそう言った途端、新一君が毎日楽しそうにカレンダーに向かう蘭ちゃんを見てたら断りづらいと言ってきた
私達はその後、哀から貰ったコーヒーを受け取りながら飲んでいる
「Aと沙織さんの言う通り、今回ばかりは貴方の自業自得よ。まあ、これに懲りて次からは彼女のお誘いが来たらハッキリと断れる様になる事ね」
「新一、今回は諦めた方がよさそうじゃぞ?」
哀は私達に賛同しつつ今回は自業自得で次からはハッキリと断れる様にしなさいと言った後、コーヒーを口に運び、今回は博士も哀の味方みたいだ
どうやらAPTX4869の解毒薬は渡すつもりはないみたいね...(苦笑
映画まで10時間もあるし、後は暇潰しに何処かへ出かけるのも悪くはないわね
「はぁ...あと10時間までに行かなきゃ行けねぇってのに...博士、薬の代わりに新一の精巧なロボット作ってくれよ、天才だろ?」
「そいつは無理じゃ。いくら、ワシが天才でもな。ヒヒヒ...」
「だよな...博士にこんな事を言った俺が馬鹿だったよ...ならAさん、沙織さん。灰原の代わりにAPTX4869の解毒薬を作る事はできますか!?」
新一君がAPTX4869の解毒薬を貰えないのなら精巧なロボットを作って欲しいと博士に頼むも笑いながら無理だと断られ、新一君は博士の方を見て嫌な顔をした後、私達に哀の代わりにAPTX4869の解毒薬を作る事ができるかと問いかけられ、私達は驚きのあまりお互いに顔を見合わせる
いくら哀が解毒薬を貰えないからって...それを私達に頼むなんて理解できないわ
「貴方ねぇ...いくら私が例の薬を渡してくれないからってAと沙織さんに例の薬を作らせようとするなんて......いったい何を考えてる訳!?」
哀は新一君が私達にAPTX4869の解毒薬を作れるかと問いかけたのを聞いて激怒しており、二人が再び言い争いを始めてしまい、博士が止めようとしても止められない様子だ
.........いつもなら新一君の味方をするけど今回ばかりはさすがに......ねぇ?
「A、どうするの?」
沙織にどうするのかと問いかけられたが、私は無言のまま二人の所へ歩く
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2020年5月4日 22時