story394 時計じかけの摩天楼3 ページ12
Aside
しばらく哀と二人で手紙を整理していた時、哀が一つの手紙を見て目の色を変えている
何か見つけたのかしら...?
「工藤君、これ...貴方宛の手紙よ?」
哀がその手紙が新一君宛だと声をかけるとさっきまで落ち込んでいた新一君は顔を上げ、哀から手紙を受け取り、手紙の裏を見るとそこには【森谷 帝二】と書かれている
もしかしたら...パーティーの招待状かしら?
「【森谷 帝二】ってあの森谷 帝二か?」
新一君はそう言いながらも封筒を開け、手紙を取り出して手紙を読み始めた為、私達は新一君の周りに集まる
読み終えた後、中には私の時と同じ様に招待状が入っていた
手紙の内容もほぼ似ていたし、新一君と違って私はそんなに目立ってないから何で招待したのかと不思議に思っているわ
「何じゃ、A君と同じパーティーの招待状か?」
「えっ?」
博士の言葉に新一君が驚いた顔をしながら私の方を見てきた為、私は鞄の中から手紙と招待状を取り出し、新一君に見せると萩原さん達と同様、森谷 帝二と面識があるのかと問いかけられたものの私はないと答える
「博士、森谷 帝二って知ってるよな?」
「もちろん知ってるとも。東都大建築学科の教授で日本でも指折りの建築家じゃろう?」
『そんなお偉い先生が何で私や新一君なんかに...』
「建築家と言うのは芸術家でもあるわ。常に新しい刺激でも欲しいんじゃないかしら?」
「特にほれ、森谷教授はわしと同じ天才型じゃから。フハハハハ...!」
『天才型...ねぇ』
新一君の問いかけに博士が森谷 帝二は東都大建築学科の教授で日本でも指折りの建築家だと答えた為、どうして私や新一君を招待したのかと腕を組みながら疑問を浮かべていると沙織から建築家は芸術家でもあり、常に新しい刺激でも欲しいのではと言った後、博士が森谷 帝二は自分の同じ天才型だと言い始めた為、私達は思わず呆れた顔になる
ちなみに博士が発明していた物はあっという間にすぐに崩れてしまったけど(苦笑
博士には悪いけど夢のまたの夢って話ね...(苦笑
その後、手紙の整理を終えた私達は車で家に帰った
新一君宛に来た招待状は小五郎さんと蘭ちゃんに行って貰うと考えたみたいだ
まあ、小五郎さんは有名人だから代わりに行って貰っても不思議はないし
『今日は新一君のお父さんの手紙の整理だけに呼び出されるなんて...(苦笑』
「何だかついてないわね...(苦笑」
私達は家に着いた途端、新一君の事を思い浮かべつつ苦笑いを浮かべてしまった
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2020年5月4日 22時