検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:104,972 hit

story310 ウェディングイブ6 ページ20

Aside

「もう伴場君!奥さんに怒られちゃうよ?」

伴場さんは独身最後の夜だからもっと優しくして欲しいと二人の女性にそう言うが二人のうちの一人の女性が加門さんに怒られると言って注意した後、三人で仲良く笑い合っている
あの二人の女性も恐らくだが、小五郎さんの同級生だろう

「ったく、あんな美人の嫁さん貰ったのに...」

「ホント、誰かさんとそっくり」

「うっ!」

「(ハハ...(苦笑)」

伴場さんの様子を見ていた小五郎さんは加門さんがいるにも関わらず女性に絡んでいる為、呆れた顔でそう言うと、蘭ちゃんも同じ様に呆れた顔で賛同しつつ小五郎さんとそっくりだと言っていた為、小五郎さんは図星だったのか何も言い返せないでおり、新一君はそんな小五郎さんの様子を見て苦笑いを浮かべていた

『独身最後の夜として他の助成に絡みたいのも無理はないわね(苦笑』

「えっ!?Aさん!?どうしてここに?」

私は苦笑いを浮かべながら席を立ち、蘭ちゃん達の席の近くに来てそう言うと蘭ちゃんは私がいた事に驚いている様子だ
フフッ、小五郎さんも新一君も私がここにいた事に驚いているみたいね

「Aちゃんも来てたのか?だったら、こっちに来るか?」

『そうしたいのは山々なんですけど......今日は同級生と食事しに来てるんですよ』

「同級生って...A姉ちゃんの小中学校の?」

小五郎さんから一緒の席に座らないかと言われたが諸伏さんと一緒に来ている為、やんわりと断ると新一君から小中学校の同級生なのかと問いかけられた
まあ、誰だって小中学校の同級生だと思うし、そう言われるのも無理はないわね...

『違うわ、大学時代の同級生よ。12年ぶりに会ったから食事しに行こうって話になったの』

「えっ?12年ぶりって...」

新一君の問いかけに私は大学時代の同級生で12年ぶりに会ったから食事する事になったと答えると蘭ちゃんは12年ぶりと聞いて驚きを隠せない表情になっていた
まあ、諸伏さんはとは黒の組織での知り合いなんだけど表向きは大学時代の同級生設定になっているからね(苦笑

『実は私、6歳でアメリカのマサチューセッツ工科大学に在籍していたのよ?』

6歳でアメリカのマサチューセッツ工科大学に在籍してた事を伝えると小五郎さん達は驚きを隠せない表情になっており、特に驚いていたのは新一君だ
まあ、そもそも6歳でアメリカのマサチューセッツ工科大学に在籍していたなんて話は滅多にないし、信じられないと思うのも無理はないわね(苦笑

story311 ウェディングイブ7→←story309 ウェディングイブ5



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (191 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
444人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。