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story190 ピアノソナタ『月光』殺人事件22 ページ45

Aside

階段を上がっていた時、『月光』の第二楽章が流れ始めていた

『あっ!『月光』の第二楽章よ!きっと誰かが狙われたはず...』

狙われた人間が誰なのかすぐに分かってしまった
恐らく狙われたのは黒岩さん
あれから戻って来ないのもおかしいからね
嫌な予感がした私は急いで階段をかけ上がると第二楽章が流れているのは放送室だった

『音源は放送室だったのね...』

「そうですね...」

「うわぁ〜〜!!」

その時、西本さんの叫び声が聞こえ、何かあったのかと新一君が声をかけると西本さんは怯えながらもある場所へと指を指した
指を指した方を見るとそこには黒岩さんがいて、背中に刃物が突き刺さった状態で亡くなっていた...

『そんな...!』

「(しまった!)」

なんて事なの...!
また犠牲者を出してしまうなんて...!
私は悔しさのあまり拳をギュッと強く握りしめていた時、松田さん達が来た

「どうしたA...なっ!?」

松田さんが何かあったのかと言いかけた後、黒岩さんの方を見て驚き、萩原さんも伊達さんも驚いている
その後、目暮警部が鑑識と検死官を呼ぶ様に指示を出すも検死官は川島さんの解剖の為に東京へ戻っている事が判明し、目暮警部は悔しそうにしていたが成実さんが自分でよろしければやると言っていた為、鑑識が到着したらすぐにやる様にと目暮警部が言うと成実さんは頷いている

「(まただ...分かっていながらまた犠牲者を出しちまった...許さねぇ!殺人を予告してそれを平然と実行する奴なんて...絶対に許さねぇ!!)」

ドンッ!!

新一君が拳をギュッと握り、悔しそうに壁に向けて叩いていた為、松田さん達が疑わしそうに見ていた事に気づいた
......気づいていないみたいだから一応、注意しておきましょ
その後、鑑識が到着したので成実さんの検死が始まる

「以上の事から見て...被害者の黒岩村長は死に至ってから...数分しか経っていないものと思われます」

「す...数分ですか?」

成実さんの検死の結果、黒岩さんは殺害されてから数分しか経っていないとの事で小五郎さんは驚きながらそう言うと成実さんは頷いている
悔しい...悔しくてたまらないわ...
私はあの人の犯行を止められなかった...!!

「恐らく間違いないだろう。『月光』の第二楽章を流していたこのカセットテープの頭には5分半ほどの空白しかないからな」

「なるほど...」

目暮警部はカセットテープを聞きながら頭は5分半ほどの空白しかないと言っていた為、小五郎さんは納得している

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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