file:21 ページ21
ついに…やってしまった……
初めてキヨと喧嘩をしてしまった
原因は小学生みたいなゲームの取り合い
4日も会ってない
いや、4日だけかよって感じなんだけど私らにとっては4日もなんですよ
イベントの打ち合わせなのに全く内容が入ってこない。これは重症。ダメだ
このイベントはキヨもいるんだけど、今日の打ち合わせでは会わないみたい
なんとか頑張って打ち合わせをし、数時間経った頃に
一旦話の区切りがついて休憩を取らせてもらった
イスに座って机に突っ伏していると肩をぽんと叩かれる
｢ねむちゃん打ち合わせ中ずっと顔強ばってたよ〜なんかあったん？まあどうせキヨくんの事でしょ〜｣
この聞き慣れた華声は
一緒にイベントに出るレトルトさんことレトさんだ
私は顔をあげて、隣に座ったレトさんの優しい顔を見て涙目になりながら話す
『レトさん〜！！聞いてくださいよ！実は喧嘩してしまって……』
理由を話すとはははっ笑い出した
｢なにその小学生みたいな喧嘩は！うーん、そっかーキヨくんとねむちゃんが喧嘩ねぇ〜大丈夫だと思うよ？キヨくんはバカだから忘れてるって｣
『そうだといいんですけどねぇ…色々聞いてもらっちゃってほんとありがとうございます！やっぱ頼るべきはレトさんだなぁ』
少し気持ちが楽になり笑顔がもどる
｢でしょ！！なんでも頼ってくれていいからね！！全部キヨくんが悪い！！｣
そう言って励ましてくれた
なんだかんだ少し気持ちが軽くなり、確認のためにステージの方にレトさんと会話しながら向かってる途中
女性のスタッフさん4人の方の話が自然と耳に入る
｢キヨさんってさぁ……彼女いるのかなぁ｣
｢いないんじゃない？｣
｢キヨさんなにげにカッコイイよね〜｣
｢それわかるー！！面白いしカッコイイし揃ってるよね〜｣
｢アタックしてみてもいいのかなぁ〜｣
｢行っちゃえ行っちゃえ！｣
その会話に驚いてしまった
あのバカがモテてる…！？
ないないないない
まぁ一応そんな奴の彼女なんですけれども
…でも彼女とは都合上で言えないし、喧嘩中だからなぁ
なんもできない……
なんなんだろうこの不安は、無駄にドキドキしてる
変な不安感を持ったまま打ち合わせを再開した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わばーす(プロフ) - 凛桜さん» あざますwwとってもステキな内容でぢだ；；；； (2017年8月4日 23時) (
レス) id: 4601125a15 (このIDを非表示/違反報告)
凛桜(プロフ) - わばーすさん» 更新さっきしたわボケェ！！www光の速さで返信してやったわ！ (2017年8月4日 22時) (レス) id: 3cd213014f (このIDを非表示/違反報告)
わばーす(プロフ) - 小説とっても面白いです！更新いつですか、今日ですか、今ですか、wwwふざけたw (2017年8月4日 22時) (レス) id: 4601125a15 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凜桜 | 作成日時：2017年7月10日 16時
