決断 ページ8
訳を聞くと、こういうことらしい。
まず、結婚をしていないからということ。
恋人同士という関係で、既婚のカップルと比べて簡単に別れることが出来てしまう。
付き合う付き合わないは、言ってしまえば口約束だからだ。
私達の事を応援していないわけではないが、万が一を考えてのことらしい。
二つ目が、お金がかかること。
シルクはお金はあると言っていたが、新居を建てるのならば建てて終わりではない。
まさか一括で払えるほどの財力はないし、その後も土地の税などいろいろと絡んでくる。
最後に、住所を特定されると困るということ。
マンションに住んでいてもどこに住んでいても、住所特定は困るものだが、困り方が大きく違う。
借家ならば、引っ越してしまえばそれでまだ安心だ。
しかし、1000万円以上もの大金をかけて新居を造るとなると、住所特定されました、はい引っ越しましょうめでたしめでたし、では終わらない。
つまり、そういうときのために保険を掛けておく、ということだ。
以上の事を、マサイは意見として述べた。
さすがフィッシャーズの副リーダーなだけあって、言うことに筋が通っている。
聞く側も受け入れやすい。
シルク「あー、なるほど」
一通り聞き終わったあと、シルクが顎に手を当てて言った。
ンダホ「やっぱそういうのは大事だよね」
「私も、マサイに賛成」
モトキ「俺もかな」
ぺけたん「うん、俺も」
シルクは私達の意見を聞いて、決断を下した。
シルク「んじゃあ、結婚するまでは、ここで暮らそう。」
モトキ「おお〜！」
「決まりだね！」
そういうわけで、私は近々シルクの家に引っ越します。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 428人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります！w (2018年1月3日 18時) (
レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから！早速買ってもらいました！今年も妄想と更新頑張ってください！ (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない？ (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：未人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時：2017年4月29日 20時
