宝物×宝物＝ part４

シルクside　始めっか ページ25

一瞬にして瞳の色を変え、俺よりも一回り小さい身体を押し倒した。



ぼふっ、とシーツの波が立つ。



俺の下で、いつもよりも早く、Aの腹が上下する。


口元に手の甲を当てて、顔を赤らめる姿がそこにあった。



拒まないことをOKの合図に、俺はさっき着替えたばかりのTシャツを脱いだ。



あえて、ズボンは脱がないでおく。



俺の身体を見て、Aは更に顔を赤らめ、そして俺から目を逸らした。




家で見てるのに、と意地の悪い言葉が浮かんでしまったり。



それもAが可愛い故なんだけれども。





そして次に、Aの服に手をかける。



上に引っ張ると、薄手のパーカーはするりと脱げた。



Aの下着が覗く。



それも俺にとっては障害でしかないので、取り除く。



すると露になる、Aの白い肌。



それが俺の何かを掻き立てた。




理性って、こういうことなんだろうな


と、一人納得に至る。




ここで、Aが久しぶりに声を出した。



「み、見ないで」


シルク「無理」


「っ、」



言葉を見失ったのか、Aはそれ以上何も言ってこなかった。






やがて、Aの全てが見える。



美しい腰のラインをなぞると、Aが声を上げた。




首元に顔を埋め、囁く。









シルク「んじゃ、始めっか」

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