シルクside〜回想〜 ページ12
「シルクじゃなかったら犯罪者だから！」
えっ…それって…
シルク「俺だったらいいの？」
「う、うっさい出てけ変態！」
男はみんな変態なんですけどね
俺はこんぺいに背中を押されるがまま部屋から出た。
背後でドアが勢いよく閉まる。
シルク「指挟んだらどうすんだよー！」
…返事は帰ってこない。
聞こえてきたのは、小さな溜め息だけだ。
シルク「俺だったら…か」
中学の時から、誰からも好かれて誰とでも仲良くできて。
自分もそういうタイプではあったが、あまり女子とは話さなかった。
自慢ではないが、俺は結構モテたので、周りの女子は大概、俺より少し離れて陰からきゃあきゃあ言うだけだった。
そんな中、一番話しかけに来てくれたのはあいつだった。
Aは、俺の『女子はめんどくさいヤツしかいない』という固定概念をぶっ壊してくれた。
俺がイジっても逆にやり返すくらいのノリで。
俺が叩いても泣き真似するくらいで。
裏では知らないが、少なくとも、俺の前では常に笑顔だった。
そんなAに、俺はだんだん惹かれていった。
ある日、今日もあいつと一緒に遊ぼうなんて考えていると、クラスの男子から聞きたくもないことを聞いてしまった。
「おい、お前聞いたか？」
シルク「何が？」
「Aに彼氏できたってよ！」
びっくりして、数秒動けなかった。
シルク「マ、マジか！すげぇな！」
「なー羨ましいわ」
そいつがどこかへ行った後、俺はトイレへ行こうと廊下へ出た。
A「晴輝ー」
彼氏「なんだよA」
A「今度家行っていい？w」
俺はそれ以上聞きたくなかったから、早足でトイレへ向かった。
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未人(プロフ) - ARAFISCHERさん» 虜!?もったいないお言葉です...！ありがとうございます！厚かましくなんてないですよ！これからもよろしくお願いします(´>ω<｀) (2018年1月4日 21時) (
レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
ARAFISCHER - 初コメ、失礼します！このお話を読んだ瞬間に未人さんの虜になりました！(厚かましくてすいません笑) 時期遅れのコメントお許しください。シルクの本名を出さない作者さんにキュン （’。’） (2018年1月4日 16時) (レス) id: de06420911 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - くるるMAさん» ネタって言うか、妄想を文章にしてるだけのキモいやつだよ(自虐ネタ)wネタなんてありすぎて指が追い付かないくらいだからあげる。て言うかあげさせてください。笑 (2017年3月8日 19時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 返信ありがと。ネタつきなくていいね。 私は早くもネタ切れ…こんどネタちょうだいwww (2017年3月8日 18時) (レス) id: f4a2dabecd (このIDを非表示/違反報告)
未人 - プロインドさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2017年3月3日 7時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時：2017年2月17日 22時
