(名前)「鬼ごっこの始まり」 ページ24
Aside
犯人の言葉に耳を貸しては行けない。
でも言われたとおり、周りを見てみると人通りの少ない、倉庫がいっぱいある所だった。
助けを求めようにも、ここにはうちらだけ……。
絶体絶命ってこういうことを言うんやね、母ちゃん……。
犯人「さぁ、お前の助けは誰もいない。どうする?」
A「そんなん決まってるやろ!!
うちはここで死ぬわけには行かんねん!皆のとこに行かなくちゃ……!!」
うちは周りをキョロキョロ見渡して、何も考えず走り出した。
力では男の犯人に勝てないと思い、逃げた。
犯人は、ナイフを持ったまま笑って追いかけてくる。
……さぁ、鬼ごっこの始まりや!!
今は夕方……夕焼けが空をオレンジ色に染めている。
A「はっ……はぁっ、」
うちはあまり運動が得意なほうじゃない。
でも、ここで死んだら皆がもっと悲しむことになる。
それだけは避けたい。
みんなを笑顔にさせようとして逆に悲しませることになるなんてごめんや、
でもこのままじゃ体力が……!!
A「っ……エイヤッ↑(/>_<)/」
うちは倉庫の中にあった荷物を咄嗟に犯人になげつけた。
犯人「うわっ!?」
これぞ火事場の馬鹿じから!!
女やからって舐めんな 卍←1度使ってみたかった。By作者
✁------キリトリ-------✁
逃げ回って何時間だっただろう……夕日が沈み辺りが暗くなってきた。
街灯がつく。
うちは逃げ疲れて、荷物の中に紛れ込んでいた。
今が何時か確認するために携帯を見ると
依兎から電話が数件……
そう言えば、今喧嘩中やから出にくくて出てなかったな。
怒ってるやろな……
やばい、犯人がここに来る……
喧嘩中やから話しにくいとか言ってる場合じゃない……
うちは倉庫の裏口から飛び出して走りながら電話をかける……
A「んもぅ!!早く電話出ろや!!なんでこういう時に限ってでーへんのや〜。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。」
うちが焦って立ち止まり、目に涙をためる。
やだ……死にたくない……誰か……
依兎「(もしもし、A!?お前今どこに……)」
やっと出てくれた……
うちが応えようとすると、後ろから犯人の声がした。
犯人「ミーツケタ……」
A「っ……!?」
依兎「(おい、大丈夫か?おい!!)」
うちは画面を押し間違え、通話が切れてしまった。
シルク「ぜってー無事でいろよ……!」→←(名前)「大好きな人達」
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カレン(プロフ) - ありがとうございます (2019年10月2日 6時) (レス) id: b3e45f8b93 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - カレンさん» こんな感じで良かったですか?泣 (2019年10月1日 23時) (レス) id: 2984308808 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 書いてください!! (2019年10月1日 22時) (レス) id: b3e45f8b93 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - バニレさん» そーなんですね!!!調べてみます! (2019年10月1日 17時) (レス) id: 58dc9ea22e (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - あ、でもどんなふうに書こうかな…… (2019年10月1日 16時) (レス) id: 827bb681fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バニレ | 作成日時:2019年8月31日 23時