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控え室に戻ると
タイミング良いのか悪いのか
ドアがガチャっと開いた
『あれ？北山さん！
…それに唐沢さんも
どうしたんですか？』
彼女は北山さんの後ろに隠れる私を
ひょこっと見て不思議そうな顔をした
“レイ”
そう呼ばれてた女性は
鈴瀬さんだった
「私は…」
ハッと思い出したように
ポケットからブレスレットを取り出した
「これスタジオに忘れ物で
誰のかなって聞きに来たんです」
北『あ、やべっ
それ俺のだわ』
「そうだったんですね
じゃあ、私はこれで」
軽く頭を下げて2人に背を向けた
誰のかなんてわかってたはずなのに
早くその場を立ち去りたくて
咄嗟についた嘘
スタジオ戻って
自分の荷物もって
南田さんに連絡して
ついでに会社にも顔だそう
それであと2日間ゆっくりして
そうすれば…
そうすれば…
必死にそんな事を考えていたのに
北『A！！！！』
無情にも北山さんの一言で足を止めざるを得なくなって
ビクッと止まったその体
恐る恐る振り返ると
まっすぐにこっちを見る北山さん
そして驚いた顔をして北山さんを見る鈴瀬さん
玉『なになに〜？
どしたの？』
私たちの…と言うか北山さんの声に反応したのか
控え室から出てきて不思議そうな顔をした裕太
この一瞬の時間が
とてつもなく長く感じた
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えり(プロフ) - tomoさん» コメントありがとうございますー！凄く嬉しいです！！レイさんが何らかの波乱を生み出してくれるはずです！笑 正直まだ何も決まってないです笑 この先も読んで下さると嬉しいです♪またコメントお待ちしてます！ (2020年7月4日 0時) (
レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - えりさんこんにちは!めちゃくちゃ気になります!レイさん―-今後めちゃくちゃ気になるので楽しみに待ってますね (2020年7月2日 16時) (レス) id: a17a3b0e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えり
| 作成日時：2020年5月10日 16時
