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北『もう遅いし部屋戻るか。
こんな時間まで付き合わせちゃってごめんな』
エレベーターまで歩いてると
北山さんが急に謝るから
ううん、って首振ると
そっか、って笑ってくれた
ピンッ
到着の合図と同時にドアが開く
6と7のボタンを押すと
北山さんが話し始めた
北『つかさ〜そんな悩んでんならさ〜』
「んー?」
閉まるボタンを押すと同時に
エレベーター内のアナウンスが響く
北『俺にすれば?』
「……え?」
振り返ると想像以上に縮まってる2人の距離
北『だからさ、俺んとこにいればいーじゃん
そしたら全部守るから』
「何言って...…
そんなの、」
−6階です。ドアが開きます。ご注意ください。−
言いかけたところで6階に着いたと知らせる音に遮られた
北『今、Aん中に俺入れた?
んなわけねーよな。
頭ん中タマのことばっかだったろ?』
図星で言葉が出ない
今咄嗟に出てきたのは裕太の顔だった
北『ブレてねーじゃん、大丈夫だよ。』
その優しい声のトーンと
そっと触れられた手に背中を押された
北『んじゃ、おやすみ〜』
振り返って閉まりかけのドアを見ると
パタパタと手を振る北山さんが一瞬だけ見えて
閉じたドアに静かに頭を下げた
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えり(プロフ) - tomoさん» コメントありがとうございますー!凄く嬉しいです!!レイさんが何らかの波乱を生み出してくれるはずです!笑 正直まだ何も決まってないです笑 この先も読んで下さると嬉しいです♪またコメントお待ちしてます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - えりさんこんにちは!めちゃくちゃ気になります!レイさん―-今後めちゃくちゃ気になるので楽しみに待ってますね (2020年7月2日 16時) (レス) id: a17a3b0e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えり | 作成日時:2020年5月10日 16時