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#322 ページ22

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北『もう遅いし部屋戻るか。
こんな時間まで付き合わせちゃってごめんな』




エレベーターまで歩いてると
北山さんが急に謝るから

ううん、って首振ると
そっか、って笑ってくれた




ピンッ




到着の合図と同時にドアが開く



6と7のボタンを押すと
北山さんが話し始めた




北『つかさ〜そんな悩んでんならさ〜』


「んー?」




閉まるボタンを押すと同時に
エレベーター内のアナウンスが響く









北『俺にすれば?』



「……え?」







振り返ると想像以上に縮まってる2人の距離




北『だからさ、俺んとこにいればいーじゃん
そしたら全部守るから』



「何言って...…
そんなの、」



−6階です。ドアが開きます。ご注意ください。−


言いかけたところで6階に着いたと知らせる音に遮られた





北『今、Aん中に俺入れた?
んなわけねーよな。
頭ん中タマのことばっかだったろ?』



図星で言葉が出ない

今咄嗟に出てきたのは裕太の顔だった




北『ブレてねーじゃん、大丈夫だよ。』




その優しい声のトーンと
そっと触れられた手に背中を押された




北『んじゃ、おやすみ〜』



振り返って閉まりかけのドアを見ると
パタパタと手を振る北山さんが一瞬だけ見えて


閉じたドアに静かに頭を下げた








.

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えり(プロフ) - tomoさん» コメントありがとうございますー!凄く嬉しいです!!レイさんが何らかの波乱を生み出してくれるはずです!笑 正直まだ何も決まってないです笑 この先も読んで下さると嬉しいです♪またコメントお待ちしてます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
tomo(プロフ) - えりさんこんにちは!めちゃくちゃ気になります!レイさん―-今後めちゃくちゃ気になるので楽しみに待ってますね (2020年7月2日 16時) (レス) id: a17a3b0e13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えり | 作成日時:2020年5月10日 16時

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