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玉『髪伸びたね』
そっと頭を撫でた後
毛先をクルクルって触って呟いた
「ずっと伸ばしてたから…」
玉『出会って何年かな?』
「んーー、考えたくない(笑)」
玉『そーだね(笑)
最初は翔のナンパだったよね』
「あ!それ懐かしい♪」
当時を思い出して自然に笑顔がこぼれる
「私も里穂も裕太のこと知らなかったよね〜」
玉『あれね、地味に傷ついた』
「ごめんごめん(笑)
でも裕太が“待って”って言ってくれたから
今があるんだよね」
玉『そー言われると照れるわ』
“昔”のはなし
それは私たちが付き合うより前の話
2人一緒にいた時の話は
やっぱりまだしづらかった
玉『あのさ、ツアーがおわったら・・・
Prrrrr…Prrrrr…
裕太の話を遮るように鳴った着信音
「あ、ごめん
管理会社の人からだ」
玉『大丈夫、でていいよ』
電話に出ればもう到着するとの連絡だった
「ごめんね、途中だったよね
ツアーおわったらどうしたの??」
玉『また今度話すよ
もう来るんでしょ?
帰りは?送ってくよ』
「戸締りとか確認あるから
裕太はみんなのとこに戻って
帰りはタクシー呼ぶから。
一緒にいてくれてありがとう」
車を下りると
また明日ねって手を振ってくれて
私も手を振り返した
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えり(プロフ) - ももまるさん» コメントありがとうございます!長い間放置してしまったのに読んで頂けて嬉しいです♪また少しずつ更新するのでよろしくお願いします! (2020年4月9日 22時) (レス) id: 7410ca554b (このIDを非表示/違反報告)
ももまる(プロフ) - とても作品が大好きで更新される度に嬉しく思います!これからも頑張ってください(^-^) (2020年4月8日 13時) (レス) id: 0122df1ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えり | 作成日時:2020年4月7日 23時