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「ご迷惑おかけしました！」
「いずっくん……鼻息荒いよ」
「この三日間でついた差を取り戻すんだ！！」
出久の謹慎明け。彼は鼻息も荒く、拳を握りしめて息巻いていた。誰よりもヒーローを追い求める出久のこと。謹慎中の三日間はさぞもどかしかったことだろう。
「でも良かったね。いずっくん」
「え？」
「今日はインターンの話があるらしいよ」
「じゃ緑谷が戻ったところで、本格的にインターンの話をしていこう」
担任である相澤から話があるかと思いきや。
「入っておいで」
「？」
ドアの向こうに声をかける相澤。その声とともに現れた見慣れない、おそらくは、上級生3人。
「職場体験とどういう違いがあるのか、直に経験している人間から話してもらう」
「！」
「多忙な中、都合を合わせてくれたんだ。心して聞くように。現雄英生の中でもトップに君臨する3年生3名━━━━━━━━━━━━通称、ビッグ3の皆だ」
(雄英生の、トップ……！)
それはつまり、今最もプロヒーローに近い人物。全国ヒーロー科の頂点。
「あの人たちが…的な人がいるとは聞いてたけど……！」
「めっちゃキレーな人いるし、そんな感じには見えねー……な？」
響香と上鳴が囁いている。確かに、そうと言われなければ分からないかもしれない。
(体育祭でも、あまり見なかったような……)
雄英体育祭は、入学前から欠かさず毎年見ている。しかし、この3人の顔が上位にあった記憶はない。おかしいなと首を傾げる。
「じゃ、手短に自己紹介よろしいか？ 天喰から」
天喰、と呼ばれたのは、黒髪の目付きが鋭い少年。その目が、ギロリとクラス全体を見通した。
(━━━━━━━━━━━━！！)
その一瞥。それだけだ。
クラスの空気が、一瞬にして張り詰めた………かに、思えたのだが。
「駄目だミリオ……波動さん……」
(………………ん？)
天喰の様子がおかしい。なぜか身体がカタカタと震えている……。
「ジャガイモだと思って臨んでも…頭部以外が人間のままで以前人間にしか見えない。どうしたらいい。言葉が……出てこない」
「え……？」
「頭が真っ白だ……辛いっ…！ 帰りたい……！」
(えええ……)
くるりと背を向けて黒板に額をくっつける天喰に、クラス中がきょとんである。戸惑った尾白が、ヒーロー科のトップですよね？ と思わず尋ねた。
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SangriA(プロフ) - あいうえお。さん» お久しぶりでございます！いつの間にか7です……！9月に書き始めたシリーズなのにおかしいな……。これからも更新がんばりますのでよろしくお願いします！ (2018年10月26日 22時) (
レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお。 - 久しぶりのコメント、いつのまにかもう7。更新が進む進む。低下する私の語彙力。←←更新頑張ってください！(唐突←← (2018年10月25日 23時) (レス) id: a39bf4407f (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 雪音さん» そう言ってもらえてありがたやですー( ´ ▽ ` )更新がんばりますねー (2018年10月20日 22時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - SangriAさん» 試験面白い！忙しい中レスありがとうございます！頑張ってください！ (2018年10月18日 23時) (レス) id: d204d91f16 (このIDを非表示/違反報告)
SangriA(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！まだまだ更新がんばるので楽しんでくれたら嬉しいです！ (2018年10月18日 19時) (レス) id: f00caaebcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SangriA | 作成日時：2018年10月17日 21時
