少女の記憶、少女の運命【FAIRYTAIL】 (ページ25)

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story23 ページ25

ユリカside

ナ「もうコソコソするのはゴメンだ！」

『ちょ、ナツ！！』

私が制止するのも聞かず………

ナツは飛び出していった

ナ「邪魔しに来たのはオレ達だァ！！」

ナツの声が響き渡る

ル「もう、やるしかないわね」

ハ「あい！」

それにつられてルーシィとハッピーも飛び出す

ｼｪ「あの紋章！妖精の尻尾(フェアリーテイル)ですわ！」

ﾕｳ「なるほど……

　村の奴等がギルドに助けを……」

零「何をしている、とっとと村を消してこい」

『えっ？』

零帝のその言葉に私の思考は一旦停止した

なんで………？

私たちが出てきたんだから

村を消す必要性はどこにも無いでしょ！？

『どうして！！』

零「邪魔をする者、

　それを企てた者、全て敵だ」

零帝はピシャリと言い放った

グ「てめえぇぇっ！！！」

グレイが零帝に向かって走っていく

グレイ…………？

グ「その下らねぇ儀式とやらを

　やめやがれぇぇ！！！」

グレイが氷の魔法を放つ

ｼｪ「氷！？」

零「フン」

相手も氷の魔法を放つ

ハ「こいつも氷！！？」

『しかも、グレイの氷を相殺した………』

そうとうの魔力の持ち主………！

グ「リオン……自分が何やってるか

　わかってんのか？」

リオン………？零帝の事？

ナ「え？」

リ「ふふ、久しいなグレイ」

ル「知り合い！！？」

相手もグレイを知っている…………

この２人はどういう関係なの？

リ「早く行け、

　ここはオレ一人で十分だ」

ｼｪ／ト「はっ／おぉーん！！」

ナ「行かせるか！！」

グ「よせ！！ナツ！動くなっ！！」

ナ「うぉっ！」

ナツの周りを冷気が包みこむ

ル「何！？」

ナ「ぬあっ、がっ！」

ナツは凍らされてしまった

グ「ハッピー！ルーシィを頼む！！」

ハ「あい！！」

ル「ちょ！」

ハッピーはルーシィを掴んで飛んでいった

『私も手伝おうか？』

グ「………いや、ここはオレ１人でやる」

私はしばらくグレイをじーっと見つめる

そして………

『雪造形(スノーメイク)・翼(エーラ)！！』

私は背中に翼をつくり羽ばたいた

『グレイ、頼んだから』

グ「あぁ」

時には仲間に頼って…………

仲間を信じることも大切だよね

大丈夫、私はグレイを信頼してるから

悪い結果にはならないよ。

このクエストは必ず成功する

いや、

必ず成功させる！！