story20 ページ22
ユリカside
ナ「何だよ、取っ捕まえていろいろ
聞き出せば良かったんだ」
ル「まだよ、
もう少し様子を見ましょ」
グ「………」
グレイはさっきから黙ったままだ
『グレイ……何か知ってるの?』
私は少し遠慮がちにグレイに話しかけた
グ「…………こいつは北の大陸の氷山に
封印されていた」
ル「えっ?」
北の大陸の氷山に?
じゃあ、なんでこんなところにいるの?
グ「10年前……イスバン地方を
荒らし回った不死身の悪魔
オレに魔法を教えてくれた師匠、
ウルが命を懸けて封じた悪魔だ」
『!!』
グレイの師匠が命を懸けて…………。
グ「ウルはこの悪魔に
魔法をかけた
それは、溶けることのない氷」
『その魔法は……!!!』
自らの肉体を氷へと帰る魔法
その氷は…………絶対に溶けることはない
グ「零帝…何者だ…ウルの名を汚す気なら
ただじゃおかねぇぞ!!!」
そっか…………
この悪魔を知ると言うことは
グレイの過去に触れることになるんだ
グレイに魔法を教えた師匠………ウルが
封じた悪魔となれば
再び見ることが辛いのも仕方ない
心の傷は………
・
なかなか癒えないものだから
グ「誰が、何のためにデリオラを……」
ナ「なら、さっきの奴ら追おうぜ?」
ル「そうね」
確かにアイツらを追って
情報を聞き出す方法もある………けど、
『いや、月が出るまで待ちましょ』
ナ「月……って、まだ昼だぞ!?
無理無理!ヒマ!死ぬ!!」
ル「どう言うこと?」
『奴らが″月が姿を現す前に″って
言っていたでしょ?
何か関係があると思うの……』
ここに来てから″月″という単語を
よく耳にするようになった。
これら全てが無関係だとは思えない
グ「あぁ、オレも賛成だ」
ナ「オレは無理だ!!暇すぎる!!」
ル「無茶言わないの!!」
ハ「あい、ナツの事は気にしなくていいよ」
少し無理矢理感はある気がしたが…………
『じゃあ、夜まで待ちましょ』
私たちは夜まで待つことにした
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» それは全然大丈夫ですよ! (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - グレイオチを参考にしたいと思いまして・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» タイトルを参考に、ってことですか? (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - セレーナ・ラフィーネさん» グレイオチの作品にしたいのですが、タイトルが思いつかなくて・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» どのように参考にするのかだけ教えていただけると嬉しいです! (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年3月30日 17時