過去編8 ページ8
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明光｢菫さん！血がっ早く止血しな｣
急いで止血の手当をしようとする俺を菫さんは拒否した。
菫｢無理よ...もう間に合わない...｣
明光｢あきらめんなよ！まだ間に合う！｣
菫｢んー、普通の出血ならこの状況直せるだろうけどコレは1種の呪いだから、普通の医者じゃ直せないわ｣
話していくうちに傷は広がり塞ぐことが不可能になる。俺はそこで理解した、呪いという概念に今の医学は無力でしかないことを。
明光｢俺は今までなんの為に医学を学んできたんだよっ、友人ひとり助けれねぇで...｣
菫｢ハハ、これでいいのかもね、いつかはこんな日が来るなんて知ってたから、それがたまたま今日ってだ...｣
宇内｢喋んないでくださいよ！傷がっ｣
菫｢こんな私の命の1つ惜しみもしないわ...だから最後は大切な家族と友人と話がしたいわ...｣
俺たちはせめて大切な人の願いを叶えたい。
だから、叶えることにした。
菫｢天満...あの子をAを守って...お兄ちゃんとして守って...可愛い可愛い私の娘、貴方の妹を...
はぁ、はぁ、えーとね、2人に聞いて欲しいんだけど、あの子の中にはもちろんまだ悪霊妖怪は入っているの、封印がとかれる心配は無いけど、何時かもしかしたらAの力が必要な日が必ずくる...
その時に解く方法なんだけどね、今あの子の記憶からは今日までの記憶が人物や思い出の記憶が全て消えた、封じ込んだの
だからっ、必要な時は...あの子に全てを教えて、それが封印を解く方法...｣
明光｢...なんで、そんなこと教え...｣
菫｢なって欲しくないけど、いつかその日は必ず来る...その時は明光、貴女から言って欲しい...｣
明光｢なんで、菫さんはそんな自分勝手なんだよっ、お酒飲めだの、人殺せだの...っそして勝手に死のうとして...振り回されてる俺の気持ちも考えてよ！｣
菫｢ごめんなさいね.....でもお願いよ...最後の我儘を聞いて...明光と私はまだ会ってまもない、だからさ、私のこと忘れて？｣
明光｢嫌だね、そんな自分勝手絶対聞かない、何があったって忘れるなんてしないから｣
菫｢あらあら、貴方も随分我儘さんで...じゃあ最後にさ2人に聞いて欲しいんだけど親バカの溺愛戯言を聞いてくれないかしら？｣
宇内｢もちろん｣
明光｢聞くよ...｣
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ひーと - もっと、早く出会いたかった！知らない人って菫さん? (2020年5月27日 15時) (
レス) id: c8f6957e50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 最後の知らない人って菫さんですか？ (2020年4月3日 10時) (レス) id: 60e620e1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ボーブ(プロフ) - 私もそういう時がありました。でも、私が最後に決めた決断はこれからの未来を考えてやめることにしました。いくら部活でもプロを目指していないのなら、将来を決める勉強を最優先したほうがいいです。あくまで自分で判断しないといけない。応援していきます。 (2020年3月20日 9時) (レス) id: 8749bf5c25 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます、多分自分はそんな好きじゃないくて、何でやってんだろって気持ちがよく分かります、正直に言って辞めようと思います、 (2020年3月19日 19時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 大変でしんどいことではありますが､あまりご無理のない範囲でご自分のﾍﾟｰｽで頑張ってください!応援しております(´∇｀)長々と失礼しました〜 (2020年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 958a55a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2020年3月18日 20時
