知らない声 ページ35
皆がAの無事を確認してる時
Aは誰も感じたことの無い様な心の奥底に居た
...知らない人の声が聞こえる
私の名前を、知らない人が着けた私の名前をよぶ知らない人の声が聞こえてくる
多分、知らない人じゃない、私らその人達を知っている。
知ってる、知ってたのに
大切な人達なはずなのに、名前が思い出せない
だから私は問いかけた
『貴方は誰？』
でもその、｢知らない人｣は答えずに私に質問をする
｢Aは、戻らなくていいの？｣
『戻るって何処よ』
｢Aの、帰るべき場所、元いた世界｣
『...私は帰れないよ、帰る場所なんて分からない、帰り方なんて分からない』
｢本当に？｣
『うん』
｢嘘よ、Aは自分の帰る場所なんてもう分かってる、分からないのは自分が帰っていい存在なのか。でしょ？｣
少しの間を置いて知らない人は言う
｢それも、違うか...Aは帰りたいとすら思ってないもの｣
分からない、帰りたいのか、帰っていいか
みんなの元にいていいのか
『私はどうしたらいいと思う？』
｢.......このまま、永遠に此処にいればいいわ。此処にはAを苦しめる物も、悲しませるものも、そんなものは無い、ここに閉じこもって、目を逸らして耳を塞いで、何も知らないフリして過ごせばいい。｣
『...そうすれば私は幸せになれる？』
｢.....えぇ、なれるわ.......｣
『なら私はここにずっ｢A！！！！｣』
｢どうしたの？｣
『なんでもない、今名前を呼ばれた気が...｢Aちゃん！！！！｣ほら、また聞こえる...』
.
北｢A！！｣
北さんが何度もAの名前を呼び、体揺さぶる。
菅原｢なんでだべ！全部終わったんじゃないの！！
一番肝心なAが帰ってこないでどうするべ！｣
日向｢頼む、A、目を覚ましてよっ｣
.
『...日向と菅原さんと、北先輩？』
どうしてこんなに何度も私の名前を呼ぶの？
｢そんなの簡単よ、Aがここに来た理由を思い出せばわかるわよ？｣
『私がここに来た理由...』
明光先生から、過去を話されて...
それから、それか...ら.......
私は悪霊妖怪に体を乗っ取られて、戦友を傷付けて、大切な能力も奪って.....
私が死んだとしても、どう頑張っても消された能力は戻らない
私は自分の過ちを思い出した
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ひーと - もっと、早く出会いたかった！知らない人って菫さん? (2020年5月27日 15時) (
レス) id: c8f6957e50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 最後の知らない人って菫さんですか？ (2020年4月3日 10時) (レス) id: 60e620e1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ボーブ(プロフ) - 私もそういう時がありました。でも、私が最後に決めた決断はこれからの未来を考えてやめることにしました。いくら部活でもプロを目指していないのなら、将来を決める勉強を最優先したほうがいいです。あくまで自分で判断しないといけない。応援していきます。 (2020年3月20日 9時) (レス) id: 8749bf5c25 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 雪さん» ありがとうございます、多分自分はそんな好きじゃないくて、何でやってんだろって気持ちがよく分かります、正直に言って辞めようと思います、 (2020年3月19日 19時) (レス) id: 1aa23a7ddd (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 大変でしんどいことではありますが､あまりご無理のない範囲でご自分のﾍﾟｰｽで頑張ってください!応援しております(´∇｀)長々と失礼しました〜 (2020年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 958a55a45d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2020年3月18日 20時
