令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ35)

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再びページ35

上弦の伍、嘘はついてないようだ目に数字が入ってる

ここは他に鬼も居なく取り合いになったりしないため人だけを喰い力を養ったのだろう

｢いやぁ、美の為に喰ってたらいつの間にか強くなってるとか…しかも上から5番目やろ？まさに一石二鳥やな！｣

美の為と言ってるだけある、確かに気を使ってるのかウザイくらいに美男子だ

｢もー！君そんな見つめんといてーな、もしかして俺に惚れた！？俺がカッコええから！照れるやん！！｣

時透｢は？｣

私よりも先に反応したのは無一郎だ

時透｢Aがお前を好きになるわけないじゃん｣

｢わからんで〜？｣

A｢氷の呼吸壱の型雪花咲乱｣

｢うおっと…危ないなぁ君｣

ちっ…避けやがった

しばらく攻防戦が続いた

時透｢ｶﾞｯ…！｣

A｢むいｷｬ…!｣

｢君可愛いからあの御方に頼んで鬼にしてもらおかな、で僕の嫁さんになるんや！｣ｱｺﾞｸｲ

時透｢そ…な…事…させ…な｢うるさい｣

時透｢ｳｯ！｣

鬼はAを片腕で抱え倒れていた時透の腹を蹴った

ﾁｬｷｯ

時透｢霞の呼吸陸の型月の霞消｣

｢グッ…！｣ﾀｯ

鬼は片腕を落とされ、屋根の上に飛び退いた

時透｢Aを離せ…！｣

｢やーだね｣ﾍﾞｰ

A(………なんで振りほどかれへんねや力強すぎやろ)

Aは抜けるべく案を考えたがどれも失敗に終わる
すると、突然頭に師匠の声が響き渡った

花咲｢氷柱は誰よりも冷たく暖かい心を持ちどんな困難も乗り越えるもの！なんだぜ！｣

A｢冷たく暖かい？｣

花咲｢鬼には冷たく人には暖かく。氷の剣士の可能性は底知れないぞ？お前も頑張れよ！健闘を祈る！｣

どんな困難も乗り越えるもの…底知れない可能性…

時透｢無一郎の無は無限の無なんだって｣

むいくん……

ﾋﾟｼｯ

｢？｣

ﾋﾟｼﾋﾟｼｯ

Aの周りが氷に包まれる

時透｢まさか…｣

Aの頬に霜が降りる
呼吸の暴発が再び起こり始めた

かと思った

左右の頬に張り付いた霜がﾊﾟﾘﾝと音を立てて粉々に砕け散る

その下から現れたのは

白に近い水色の痣だった

時透｢…！？｣

｢冷たっ！何これ冷たっ！？氷！？氷より冷たい！｣

そう言い鬼は私を離した離さざるを得なかった
これ以上持っていたら氷漬けになるから

時透｢冷たい？痣がでると暑くなるんじゃ…｣

A｢鬼さん、もうウチに触れへんの？残念やわ〜｣

｢冷たいから触れん！｣

A｢ウチはポカポカやで？｣