令和の時代からこんにちは3【鬼滅の刃】 (ページ24)

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好きだからページ24

私は今華やかな東京の街に居ます

時透｢その服着てくれて嬉しいよ｣

その服とは前に無一郎に買って貰ってしまった服だ！上は水色、袴の部分は濃い青で端の方に小さく刺繍が入っている

男｢お！姉ちゃん達どこ行くの？遊ばない？｣

時透｢達…？｣

早速時透は女と間違えられて不機嫌になった
男はボロカス言われて退散した

時透｢僕は男だ｣ﾑｽｯ

A｢うちはむいくんのカッコイイ所知ってるから｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

時透｢そ、そう…///｣

櫛・簪屋さんに来た

店員｢いらっしゃいませ｣

時透｢髪留めありますか？｣

店員｢それならこちらです｣

時透｢A行くよ？｣

A｢あ、うん｣

私は綺麗な櫛や簪に目を奪われていた
店員さんは先に行ってしまったようだ

A｢わー！凄い！綺麗な髪留めいっぱいやー！！紐綺麗！｣

子供みたいにはしゃぐ

店員｢ごゆっくりどうぞ｣

A｢なぁ！むいくん！どれがええかなぁ？…あれおらん…｣

Aが振り向くと時透は居なかった

A｢まあ良いか…1人でえーらぼ｣

そしてAが選んだ髪留めは水色が基調で柄が白い筋が葉を繋いでる紐だった

店員｢お買い上げありがとうございました｣

店を出ると無一郎が待っていた。先に出てたのか

時透｢遅いよ｣

A｢ごめんね｣

時透｢行こ｣

A｢え？｣

手を引かれてやってきたのは甘味処
とりあえず注文する

A｢帰らんでええん？｣

時透｢うん、まだ昼間だし｣

A｢そっか｣

Aの声はどこか嬉しそうだ

時透｢はい、これ｣

渡されたのは茶色の紙袋

A｢…？｣

茶色の紙袋に入っていたのは簪と櫛だった

簪はガラスと布細工、クルクマの花に青や白水色といった小さなガラス玉がぶら下がっている
櫛は桃の花が描かれていた

A｢これって？｣

時透｢あげる、見てたでしょ｣

A｢！///｣ﾎﾞｯ

顔が一気に熱くなる
欲しそうにしてた訳じゃないけど…でも

A｢ありがと｣ﾆｯｺｫｰ

時透｢ふふ、喜んでくれて嬉しいよ｣ﾆｺ

時透｢付けてみて｣

促されてお団子にして付けてみた

時透｢可愛い♪似合ってる｣ﾆｺﾆｺ

A｢…///｣

また顔が熱くなった、頼んだ餡蜜の味が分かんなくなった

大正コソコソ話
胡蝶｢桃は3月の花で花言葉は私は貴方の虜天下無敵気立ての良さ｣

甘露寺｢クルクマは8月の花で花言葉は貴方の姿に酔いしれるよ♡｣

時透｢…なんで言っちゃうの？｣